札幌市中央卸売市場事業会計

 

○ 平成22年度中央卸売市場事業会計決算について

1 市場会計の現状について

 市場会計は、少子高齢化等による食糧消費の減少、市場外流通の増加などの影響による取扱高の減少に伴い、主な収入である売上高割使用料収入が減少傾向にあります。

 また、市場の再整備(建替等)に伴う企業債償還(借金返済)がピークを迎えつつあるため、支出の削減が思うように進まない状況となっています。

 このため、なお一層の収入増と支出減をめざした抜本的な経営の見直しを行い、収支の改善を図ることが急務となっています。

 そこで、現在、市場会計の経営の健全化を図るための「札幌市中央卸売市場経営改革プラン」を策定中であり、平成23年中に公表の予定です。

 また、市場を取り巻くさまざま環境の変化を踏まえて、持続可能な強い市場づくりのために、平成23年8月、市場関係者が一体となって「札幌市中央卸売市場活性化ビジョン」を策定しました。

 

 

2 平成22年度市場会計決算の概要

 平成22年度決算では、再整備期間中に駐車場として使用していた用地の売却に伴う特別利益等が計上されました。

 業務量では、消費低迷や天候不順の影響もあり水産物・青果物ともに取扱量が減少しました。これにより水産物の取扱額は34年ぶりに1,000億円を下回る非常に厳しい状況となりました。しかし、青果物に関しては、取扱量の減少による主要品目(たまねぎ、にんじん、キャベツなど)の価格上昇で、取扱額が6年ぶりに600億円を超える結果となりました。

 

 次に、企業会計の1年間の経営成績を示すと言われる収益的収入及び支出の状況は、下の円グラフのとおりですが、廃棄物の徹底した分別による市場管理費の節減や用地の売却に伴う特別利益により平成21年度決算と比べて1億5,000万円ほど収支が好転しています。

 また、市場施設の建設・整備に係る収支を示す資本的収入及び支出は、上記と同様に用地の売却に伴う固定資産売却代金が計上されたことや建設改良費の減少により、平成21年度決算と比べて10億円ほど収支が好転しています。

 なお、平成22年度市場会計決算に関する財務諸表は、以下のPDFファイルをクリックしてご覧ください。

 

 平成22年度札幌市中央卸売市場事業決算損益計算書(PDFファイル)

 平成22年度札幌市中央卸売市場事業決算貸借対照表(PDFファイル)

 平成22年度札幌市中央卸売市場事業会計決算総括表(PDFファイル)

 平成22年度札幌市中央卸売市場事業業務量(PDFファイル)

 

○ 平成24年度中央卸売市場事業予算編成方針の概要について

1 市場事業財政の現状と今後の見通し

 市場会計は、食糧消費の減少、消費者ニーズの多様化、市場外流通の増加等に伴う売上高割使用料収入の減少、再整備事業(市場の全面建替え)に伴う企業債元利償還金の増加などにより、厳しい財政状況となっていますが、一方で、平成23年3月に道内で唯一の「中央拠点市場」に指定されたこと、環境対策や災害対策に対する市民の関心が高まっていること等により、新たな施設整備などが必要となっています。

 こうした中、平成23年8月、場内事業者は、持続可能な強い市場づくりのための今後10年間の指針として「札幌市中央卸売市場活性化ビジョン」を策定しました。

 また、開設者(札幌市)は、経営の健全化を図り持続可能な市場運営を行うとともに、時代の要請にも的確に対応することを目的とした「札幌市中央卸売市場経営改革プラン」を、平成23年中に策定・公表の予定です。

 平成24年度は、この活性化ビジョンと経営改革プランが実質的にスタートする重要な年度であることから、その着実な実施に向けた動きを力強く加速させる必要があります。

 

 

2 平成24年度予算編成の基本的考え方

 平成24年度の市場会計の予算編成に当たっては、公営企業経営の基本原則である「企業の経済性の発揮」を念頭に置きつつ、次の3つを重点ポイントとします。

(1) 経営改革プランの具体的な取組策を予算に反映させ、その着実な実施に向けた動きを力強く加速させる。

(2) 経営改革プランに記載されていない既存事業についても、市場の活性化を念頭に置きつつ、収入増・支出減に向けた見直しを徹底的に行う。

(3) 予算編成プロセスも含む市場に関する情報を積極的に発信する。

 

○ 平成23年度中央卸売市場事業会計予算について

1 市場会計の現状について

 市場会計は、少子高齢化等による食糧消費の減少、市場外流通の増加などの影響による取扱高の減少に伴い、主な収入である売上高割使用料収入が減少傾向にあります。

 また、市場の再整備(建替等)に伴う企業債償還(借金返済)がピークを迎えつつあるため、支出の削減が思うように進まない状況となっています。

 このため、なお一層の収入増と支出減をめざした抜本的な経営の見直しを行い、収支の改善を図ることが急務となっています。

 そこで、現在、関連事業者と連携しながら、市場の活性化と経営の健全化を図ることを目的とした経営改革のためのプランを策定中です。

 

 

2 平成23年度市場会計予算の概要

 平成23年度予算では、環境にやさしい市場をめざして、場内廃棄物の再利用・再資源化を図ることにより二酸化炭素排出量や廃棄物処理費用を削減する資源リサイクル施設の設計に係る費用を計上しています(稼動開始は平成24年中の予定)。

 また、将来の取扱高増加(収入増)に向けたアプローチとして、卸売業者等が行う販路拡大などをめざした事業等に対する補助に係る予算も新たに計上しました。

 

 次に、企業会計の1年間の経営成績を示すと言われる収益的収入及び支出の状況は、下の円グラフのとおりですが、営業費用の削減、減価償却費の減少などにより平成22年度予算と比べて3億円ほど収支が好転しています。

 また、市場施設の建設・整備に係る収支を示す資本的収入及び支出は、一般会計補助金が復活したこと等により、平成22年度予算と比べて4億円ほど収支が好転しています。

 なお、平成23年度市場会計予算に関する財務諸表は、以下のPDFファイルをクリックしてご覧ください。

 

 平成23年度札幌市中央卸売市場事業予定損益計算書(PDFファイル)

 平成23年度札幌市中央卸売市場事業予定貸借対照表(PDFファイル)

 平成23年度札幌市中央卸売市場事業会計予算総括表(PDFファイル)

 平成23年度札幌市中央卸売市場事業業務量(PDFファイル)

 

○ 平成22年度予算

    平成22年度予算総括表

  

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