北一藏重商店さんが「りんご品評会」を開催しました!<後編>

12月1日から5日にかけて、当市場の仲卸業者である北一藏重商店さんが、市場内の店舗で「りんご品評会」を開催しました。

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今回は後編と題しまして、前編(リンクあり)でご紹介した「文字絵りんご」以外のりんごについてご紹介します。

ご紹介するのは、「サンふじ」と「シナノゴールド」という品種からセレクトした3種類のりんごで、その断面もお見せしますね。

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と、その前に「りんごジンジャー」をいただきました。 本当にデリ~シャスです!
皆さんもぜひ試してみては!

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最初にご紹介するのは、青森県大中産の蜜入り「サンふじ」です。
断面はこんな感じです。

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どうです、蜜がいっぱい入っているのがわかりますか?
さらにセンサーで糖度13度以上のものを選定しているとあって、これは間違いなくおいしそう!

ちなみに、「ふじ」というりんごの品種名を聞いたことがある方は多いかと思いますが、「サンふじ」との違いは栽培方法にあります。

「サンふじ」は袋をかけないで栽培する「無袋りんご」です。

【メリット】
・日光を充分に浴びるため糖度が増す
・豊潤でコクのある味
・ビタミン・ミネラルも豊富になる

【デメリット】
・風雨にさらされるため表皮が荒れる
・色がくすんだり、色むらができやすい

「ふじ」は袋をかけて栽培する「有袋りんご」ですが、【メリット】と【デメリット】は「無袋りんご」の逆ということになります。

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ちなみに「前編」でご紹介した「文字絵りんご」は「有袋りんご」ですので、あのキレイな赤が発色するのです。

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次は「シナノゴールド」。皆さんもどこかで聞いたことがあるかもしれない「ゴールデンデリシャス」と「千秋」という品種の交配種とのこと。

シャリシャリとした食感、糖度が高いものの、酸味もしっかりとしていて、柑橘類のようなさわやかな風味とのこと。

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断面を見てみると、果肉の色や蜜の入り具合も先ほどの「サンふじ」とは異なることがお分かりになるでしょうか?

さわやかな風味というのが果肉からも想像できますね。

なお、その味は海外でも高い評価を受けているとか。一度は食べてみたい一品です。

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長野県安曇野産の「サンふじ」です。

先ほども「サンふじ」という品種が登場しましたが、「サンふじ」は山形、福島、長野、岩手、秋田、青森で栽培されていて、その風土や栽培方法により特色があります。

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前述の青森県大中産の「蜜入りサンふじ」のほうが蜜が多いようですが、藏重商店さんによると、りんごのおいしさは甘みと酸味のバランスのほかに、果肉のち密さ、果汁(香り)も大事な要素になるとのこと。

北アルプス山麓に広がる安曇野地方は、600~700mという標高、少ない降水量、長い日照時間とりんご栽培にとても適した土地であるため、どの要素も高いレベルである「サンふじ」が出来上がるということでした。

ちなみに、札幌市の百貨店などでは1個800円で売られていることもあるとか。。。ボーナスが出たら購入を考えます(汗)

さて、今回は3種類のりんごしか紹介できませんでしたが、まだまだいろいろな種類のりんごがあります。

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ちなみにこちらは青森県津軽産の「サンふじ」、その名も「蜜子」です。

こんなにインパクトのある?りんごもたくさんありますので、ぜひご賞味ください!

「番外編」

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おせち料理の試食もやっているとは、藏重商店さんも太っ腹ですね!と思いきや、これはすべてフルーツで作られているのです!

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藏重商店の藏重さんは、カットフルーツの先生の免許もお持ちのようで、小売業者さんの見本になるように展示しているとのことでした。

私は市場勤務になり2年が経ちますが、いまだに新しい発見ばかりです。(単なる勉強不足?)

皆さんもぜひ市場見学にお越しください!

今まで以上に、野菜・果物・お魚が好きになれるかも!?

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