丸ごと堪能!「ワカサギ」のご紹介
銀色に輝く小さな体を持つこの魚は、北海道の湖や河川、さらには海の沿岸部でも見られる、日本を代表する冬の味覚のひとつです。漢字では「公魚」と書き、江戸時代には将軍家に献上されたことからその名がついたとも言われています。体長は10〜15センチほどと小ぶりで、淡泊ながら上品な味わいが特徴です。

「ワカサギ」の魅力は、頭から骨ごと丸ごと食べられることにあります。小さな魚体は骨も柔らかく、天ぷらや唐揚げにすると香ばしさとふんわりとした身の食感が同時に楽しめます。南蛮漬けやエスカベッシュにすれば、さっぱりとした酸味と相性抜群で、保存性も高まります。また、佃煮や甘露煮にすると、ご飯のお供や酒の肴としても楽しめます。

「ワカサギ」は10月から入荷量が増え、特に寒さが厳しい1月から2月にかけては脂がのり、最も美味しい季節を迎えます。

これから旬を迎える「ワカサギ」を文字通り丸ごと堪能してください!





