食の安全安心の取組Food Safety Initiatives

1.
鮮度・衛生面への配慮

卸売市場には鮮度を保つための施設として、低温売場が設けられています。また、水産物部では卸売場床面の雑菌処理や消臭をするためにオゾン水を使用しています。売場に入るときは長靴をオゾン水で洗って入ります(1階のトイレ手洗いにもオゾン水)。そのほかに広域食品監視センターが、施設内の衛生管理や、食品の取り扱いについての監視指導、細菌検査、添加物、鮮度判定等のモニタリング検査を行っています。

2.
食の安全・安心の取り組み

札幌市中央卸売市場では「安全・安心な食のまち・さっぽろ」を目指し、市場内の卸・仲卸・小売組合の事業者と札幌市の間で「さっぽろ食の安全・安心推進協定」を結び、協働・連携して食の安全・安心の取組を進めています。

3.
環境面への配慮

「環境にやさしい市場をめざして」
環境負荷の軽減と資源の循環

  • 木製パレットなどの木質系廃棄物を燃料として、 市場内で発生する野菜や果物等の生ゴミを乾燥させ飼料化する 「資源リサイクル施設」の整備を行い、廃棄物の再利用・再資源化を図っています。
  • 広大な施設を活用して自然エネルギーの利用促進を図るため、 市有施設では最大級の太陽光発電システムをセンターヤード屋上に配置しています。発電した電力は北海道電力に売却されていますが、災害・停電時には地下水処理システムの稼働用電源として使用されています。ここでくみ上げられた地下水は非常時の業務用水や地域住民の生活用水として供給することが可能です。
  • 照明設備にLED照明を導入し、節電・省エネルギー化を図っています。

太陽光発電システム (センターヤード/屋上部)

● 太陽光パネル枚数・・・1,440枚
● 発電出力容量・・・327KW(2019.5)