「シイラ」です
最近、水産の競り場で愛嬌(あいきょう)たっぷりの魚を見かけます。。。
目と口が近く、オデコが広いこの魚の名前は「シイラ」と言います。
「シイラ」のトレードマークは、何といってもこの張り出した大きいオデコ。これは雄の成魚だけにしか見られない特徴なんだそうで、成長するにつれてどんどん張り出してくるのだとか。それに対して雌のオデコは成長とともに丸みを帯びてくるのだそうです。
呼び名はシラ、マンビキ、マンサク、クマビキなど地域によってさまざま。
ハワイでは「マヒマヒ」なんて呼ばれ、高級魚として扱われるのだとか。
バターや油との相性が良く、フライやソテーにして食べる「マヒマヒ」は、ハワイの名物料理の一つなのだそうです。
夏が旬のお魚とのことですので、この時季にピッタリではないでしょうか。
熱帯や温帯の海域に広く分布しており、北海道にも夏から秋にかけ、暖流に乗って北上することもあるのだそうで、「今後見かけることも多くなるよ」とは、市場の関係者さん。
この夏、ぜひ食べてみたいです。
kai。