ハッカクです
先日、イヌゴチを紹介しましたが、今回はそのお仲間、「ハッカク」です。
このハッカク(八角)、体の断面が八角形に見えることが名前の由来だそうですが、正式な呼び名は「トクビレ」。
漢字だと「特鰭」で、特に大きな鰭(ひれ)を持つという意味から名付けられたんだとか。
他にもワカマツやトビオ、フナカエシなど多くの呼び名があります。
背びれがとても大きく、体は硬い甲羅のようなゴツゴツした皮に覆われており、顔も爬虫(はちゅう)類系です。
秋から冬にかけてが旬とのことで、寒くなってくるこの時季が特にお勧めだそうです。
身は脂が乗っていて、しつこさのない上品な甘さにファンも多く、大型のものだと高級魚にもなるとのことです。
お刺身はもちろん、塩焼きにしても美味だそうで、
「焼くと良い香りが立って、酒がすすむんだよな~」とは市場関係者さん。
今晩、酒のお供にどうです?
kai。