森口さんの「森口スイカ」初入荷です!
お盆休みも終わった8月18日月曜日、富良野産の「森口スイカ」が初入荷されました。
入荷時期、ネーミング的にも興味深いスイカですね。
まず、北海道産のスイカの入荷時期は6月から始まり、7月、8月前半が最盛期、お盆を過ぎてからは入荷量が徐々に少なくなり、10月の終わりにはほぼゼロとなります。したがって、この時期に初入荷?という珍しさを感じます。
また、数あるスイカ、いや、果物の中でも、生産者のお名前が付けられたものは他にはあまり見られませんが、ダンボールに記載された森口さんのフルネームと電話番号により、「品質保証」という文字にとても説得力があります。
ということで、卸売業者の担当の方に聞いてみたところ、快く教えていただきました。
生産者の森口さんはとても古くから農家を営んでいる方で、他にもぶどうなどの栽培を行なっているとのこと。「森口スイカ」の入荷時期が遅いのは、他の果物も栽培しているので、順序的に例年この時期になるとのことでした。
ちなみに、富良野には「西瓜峠(すいか峠)」という峠があるとのこと。富良野には東京大学の広大な演習林があり、そこの初代部長がここを通った際に、スイカを献上されたのがその由来とのこと。それが100年も前のことですから、富良野においてスイカがいかに根付いているのかがわかりますね。
なお、文献上は「南瓜峠(かぼちゃ峠と読んでいいのでしょうか?)」という峠も富良野にはあるらしいのですが、現在の地図には載っていないです。。。
スイカ≒夏が終わりに近づいているのを感じながら、「森口スイカ」を召し上がってみるのもいかがでしょうか?