飯寿司の試食会が開催されました
8月26日火曜日、水産の製品売場で今年の飯寿司の試食会が行われました。
飯寿司とは、ご飯と魚・野菜・麹を混ぜて、重石をのせて漬け込み、約10~40日間ほど乳酸発酵させて作る、北国ならではの郷土料理です。
発酵させることにより、ほどよい酸味と魚、野菜のうま味が凝縮し、まろやかな味に仕上がるのだそうです。
飯寿司の各製造メーカーさんが、おなじみのニシン、秋サケ、紅サケ、ハタハタ、ホッケ、サンマなど、色々な種類の飯寿司を並べていました。
こちらは樽詰めの飯寿司。実際にこの樽で漬けこんでいるそうです。
中には、高級魚、キンキの飯寿司もありました。
こちらには、飯寿司の盛り合わせが登場しました!
製造メーカーさんにうかがったところ、今後11月ごろに向けて製造が本格化し、特に秋サケ、紅サケなどの飯寿司の販売は11月以降がピークとなるそうです。
それから、発酵がうまく進んでおいしい飯寿司とするためのポイントは、脂の量を見極めて原料を選ぶこと、魚の内臓をきちんと除去し、一つ一つ丁寧に水洗いしてから漬けこむことなのだそうです。
試食された方からは、「うまみがあっておいしい」、「食べ比べると酸味に違いがあるね」などの感想が聞かれました。
種類豊富な飯寿司、お気に入りの一品を、ぜひご賞味ください!