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市場で学生実習が行われました

9月17日から19日までの3日間、当市場において、酪農学園大学循環農学類の3年生、9名が学生実習を行いました。
学生のカリキュラムのうち、農畜産物の流通、販売に関する実習の一環として行ったものです。

今回の実習内容は青果部の卸売業者としての実務ということで、最初は職場である青果棟を見学しました。
移動ぜり、固定ぜりの様子を真剣に見学していましたよ。

見学の様子

競りが終わると、すぐに作業の実習です。
競りが終わって販売先が決まった荷物を運び出しやすいように、段ボールのふたを閉めたり、移動したりする作業です。
とにかく体力を使います。皆さん一生懸命作業していました。

作業の様子

作業の様子

午後の講義では、当市場の管理課より札幌市中央卸売市場の仕組みと役割、他の市場との関わり、卸売市場法などについて説明があり、1日目は終了です。

講義の様子

2日目と3日目は、朝早くからの実習と講義を繰り返し、パイナップルの加工場の見学や、販売品の運搬等を行いました。

実習の最後は閉講式です。

閉講式

実習生の皆様に感想をお聞きしたところ、
「3日間とも、毎日新鮮な気持ちで競りを見ることができました。」
「他の市場に比べて清掃が行き届いていて思ったより場内がきれいだった。」
「実習前は閉鎖的なイメージだったが、場内の様々な業者さんがいろいろと話しかけてくれたり、周りの方が親切にしてくれた。」
「毎日じゃがいもとタマネギを運び続けて大変だった。」
「毎朝早起きしたので、体のリズムがいつもと違う。」
といった声が聞かれました。

実習生の皆さんは、普段、農業政策、経営、流通等について学んでいるそうです。
流通拠点である市場で、体を張って学ぶ、貴重な経験になったのではないでしょうか。
実習が終わっても、市場に興味関心を持ってくださることを期待していますよ。
3日間、お疲れ様でした!