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おなじみの「ホッケ」です

今朝の当市場水産棟のせり場気温は11℃台と、朝の寒さが体にこたえるようになってきました。
本日は、北海道に住んでいる方にとって、なじみ深い魚、ホッケを紹介いたします。

ところで、ホッケは年中お店に並んでいるので、ホッケの旬の時期は意外に知られていないのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
沿岸にホッケが寄ってきて漁獲される時期は、春と秋なのだそうです。
「秋のホッケは、特に産卵前のものが脂がのっていておいしいよ。そろそろ、卵を抱えたものが出始めているよ。」と卸売業者さんが教えてくれました。

こちらは本日入荷していた松前産。「船上氷〆」との案内がありました。鮮度が良さそうです。

松前産ホッケ

こちらは南茅部産。1尾が1㎏を超える大きめサイズです。

南茅部産ホッケ

こちらは先週入荷していた羅臼産です。こちらも大きめサイズですね。
ホッケは北海道全域に分布しており、様々な産地から入荷するのですが、羅臼産は特に人気があるのだそうです。

羅臼産ホッケ

ホッケは、漢字では、魚へんに花と書きます。
この漢字になった由来は、ホッケの幼魚が青緑色で美しく、群れで泳ぐと花のようであることが由来であるとの説があるそうです。

こちらの写真は積丹産のホッケですが、その青緑色がかった体表の模様がうっすら残っているのがご覧いただけるのではないかと思います。
確かにきれいな模様をしていますね。

ホッケ体表の模様

ホッケは、開き、チャンチャン焼き、つみれ汁、煮つけ、フライ等、いろいろな料理方法でおいしくいただけます。
また、飯寿司や乾燥珍味等、加工品としての用途もあり、食卓に欠かせない存在ですよね。
本日のごはんのおかずに、お酒のおつまみにいかがでしょうか。