旬の北海道産ハタハタ
今日ご紹介するのは、冬の産卵期を前に、脂がのって今が旬のハタハタです。
こちらは北海道十勝沖でとれたものです。当市場には、この広尾産の他、増毛産の生鮮のハタハタが多く入荷されています。ウロコがなくて、骨からの身はがれもよく、とても食べやすい魚です。
ハタハタの食べ方で、よく見聞きするのは煮付けでしょうか?
この他、塩焼きや鍋の具材、いずしとしても人気があります。さらに、唐揚げにすると骨ごと食べられるというのは、今回取材してわかりました。きっと、香ばしくておいしいのでしょうね。自分でも試してみたくなりました。
そして、当市場で見つけたのは…
一夜干しです。魚を天日に当てず、冷風で乾燥させることで身が締まり、より脂や旨みが凝縮されます。天日干しで乾燥させる乾物よりは水分が残るので、保存期間は短くなりますが、生魚に近い食感でおいしいです!とは卸売業者さん。
(http://www.kaneshime.co.jp/goods.aspx 曲〆髙橋水産株式会社ホームページ「商品情報」2014年11月号より引用)
ハタハタの三五八(さごはち)漬けです。塩、麹(こうじ)、蒸し米をそれぞれ3:5:8の割合で混ぜた漬床に漬けたものを焼いて食べます。麹が効いて、味がまろやかになるそうです。
かつてその昔は、ふんだんにとれたハタハタですが、漁獲量が減ったために資源管理をしている地域があります。
今や高級魚のような扱いとなっていますが、もし店頭で見かけたら、北海道産のハタハタ、ぜひ食べてみてください。おススメです。