禁断の果実?いろいろな「りんご」をご紹介します!
いきなりアップの写真から入りましたが、これは当市場の青果部のある仲卸業者さんが開催した「りんご品評会」に展示されていたものです。
この「りんご品評会」はその仲卸業者さんの会社設立50周年を記念に去年から開催しているとのこと。
ざっと見ただけでも20種類以上のりんごが並べられ、BGMには椎名林檎の「りんごのうた」が流れています。
りんごへの熱い愛情が外の雪も溶かすぐらいです(笑)
3連続で「絵文字りんご」の登場です。
シールを貼る・はがす作業にたいへん手間がかかることや、りんごに傷がついてもいけないので、「絵文字りんご」は高価なものです。
上の写真の「おかめ」と「商売繁盛」の絵入りりんごは、店頭価格で1万円くらいするだろうとのこと。
また、弘前の初せりでは、七福神が乗った宝船が描かれたりんごに、1玉7万円の値段がついたとか。
「りんご品評会」のたくさんのりんごの中から仲卸業者さんが一番おススメしていたのが、「安曇野のサンふじ」です。
安曇野は長野県の松本盆地の一部である600メートルの高地で、降水量が少なく、日照時間が多いため、リンゴ栽培には最適の土地だそうです。
写真のものだと1個500円くらいするとのこと。
果肉がきめ細かくて、つぎつぎと手が伸びてしまうおいしさと仲卸業者さんも絶賛でした!まさに禁断の果実!?
ビジュアル的に実が大きくて、果皮がキレイ、さらにそのネーミングも抜群、「世界一」です。
初めてこのりんごを交配した方が、その大きさから「世界一大きなりんご」と宣伝したことからこの名前に。
大きいものだと、重さ1キログラムのものも。。。
なぜ純情か聞くなんてヤボってもんです、「いわて純情りんご 冬恋」です。
「冬恋」は試食させていただいたのですが、とにかく甘い!です。
「はるか」というりんごの中から、糖度が16度以上、蜜入り指数3以上のものだけを厳選した、まさにプレミアムなりんごです。
なお、酸味はそれほどではないので、普通のりんごとはまた一味違った感じです。
1箱5,000円以上するようですよ。
ニュートンが、木からりんごが落ちるのを見て、万有引力を発見したというのは有名なエピソードですが、そのりんごの種類が「フラワーオブケント」です。
インターネットで調べると、落果しやすい性質を持っているとのことで、世紀の発見はこのりんごの性質のおかげかもと思うと興味深いですよね。
最後はりんごではありませんが、仲卸業者さんが振る舞っていた「りんご甘酒」です。
これも試食させていただいたのですが、甘酒の甘さと、すりおろしたりんごの酸味がとても良いバランスで、とってもおいしかったですよ!
ということで、最後までりんご尽くしでしたが、皆さんも”禁断の果実”になりかねない、おいしいりんごを探してみてはいかがでしょうか?
ついでに世紀の発見をしてしまうかも!? それではニュートンに失礼ですね(汗)