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「かぼすヒラメ」PR会が開催されました!

3月3日火曜日、当市場で、「かぼすひらめPR会」が開催されました。
大分県漁業協同組合、下入津かぼすヒラメ組合をはじめとする大分県の皆さんが、かぼすヒラメの安全対策と特長についての講義と試食求評会を行いました。

PR会の様子

大分県は、養殖ヒラメ生産量が日本一。そしてかぼすの生産量も日本一なのだそうです。
その生産量日本一のかぼすをエサに使用して養殖したのが、かぼすヒラメで、新しい「おおいたブランド」として販売促進キャンペーンを展開しています。

はじめに、大分県が実施している養殖ヒラメの安全対策について説明がありました。
かぼすヒラメの寄生虫対策として、種苗導入段階でのPCR検査、養殖段階での検査、出荷段階でのロットごとの検査を行っており、養殖ヒラメの安全性の確保に努めているとのとことです。

そして、次にかぼすヒラメの特徴について説明がありました。
かぼすヒラメの特徴は、さっぱりとして臭みが少ないこと。
特に肝とえんがわのおいしさが際立っているそうです。

こちらがかぼすヒラメです。かぼすをイメージしたロゴの入ったタグが素敵ですね。

かぼすヒラメ

また、かぼすヒラメのエサは、大分特産のかぼす果汁を練りこんだオリジナルで、かぼすヒラメ出荷前に20回以上、果汁入りの餌を給餌することが標準規格で定められているそうです。
また、そのほかに、かぼす果汁をエサの1%使用すること、1尾700g以上であることも標準規格となっています。
出荷前にかぼす果汁入りの餌を与えられたヒラメには、かぼすの香り成分である「リモネン」が蓄積されることで、肝は独特な臭みが抑えられ、えんがわの脂肪分は適度な量になり、全体的にさっぱりとした味になるのだそうです。

最後に皆さんで試食するのは、かぼすヒラメの刺身です。
身は白くて透明感があり、盛り付けも美しくて高級感があり、とてもおいしそうです。

かぼすヒラメの刺身

肝は、しょうゆに溶いて刺身と一緒に食べるとおいしいのだそうですよ。

かぼすヒラメの肝

参加された卸売業者さん、仲卸業者さんからは、「さっぱりしてておいしい」、「臭みがなくて食べやすい」、「鮮度が良い」など、大変好評でした。
今回のPRにより、かぼすヒラメについての知識を深めることができました。