市場で学ぶ・作る・食べるやさい・くだもの料理教室 第9弾! 舟橋裕司先生
10月15日(木)、青果部運営協議会主催の第9回「やさい・くだもの料理教室」が開催されました。
なお、この料理教室は、生活習慣病の予防に効果的とされる野菜や果物を、普段の食生活に取り入れていただくことを目的として開催されています。
本日の講師は、パークホテル洋食副料理長 舟橋裕司先生です。
この料理教室では、すっかりおなじみの舟橋先生ですが、今回のテーマは「たくさんの野菜を食べやすく摂れるメニュー」とのこと。
今回の料理の技術的なことを学べば、他の料理にも使えるということですが、詳しくはレシピ(表面・裏面)をご覧ください。
ちなみに、前回は、バターやニンニクを焼く時はフライパンを振ることで、その風味を存分に出しながら焼いたり、鍋でものを煮込むとフタにうま味が蒸気として付くので、これをムダにしないなどのコツを教えていただきましたよ。
ちなみに、息子さんにニンニクをたくさん入れた特製スープを飲ませていたら、息子さんは3年くらい風邪をひくことがなかったという舟橋先生。
その息子さんは現在ラガーマンとのこと。これも先生の料理あっての賜物でしょうね?
今、日本では空前のラグビーブームですが、息子さんの影響で、先生はもう4年も前から息子さんの試合の応援に行っているとのこと。先生からすると、「手のひらを返したようなブーム」とおっしゃっていました。
ラグビーは他のスポーツと比べても攻守の切り替えが多く、中だるみが少ない本当に楽しいスポーツとのこと。僕もこのブームに乗ってしまった一人ですが、このブームがずっと続けばいいなと思います!
左側が青果部運営協議会 消費対策委員の伊藤さんで、右側が同協議会の専任事務局員の田畑さんです。伊藤さんは当市場の仲卸業者「株式会社 伊藤法夫商店」の代表取締役でもあります。
さて、料理のご紹介。 レシピ(表面・裏面)も参考にしてください。
「鶏もも肉のソテー 秋の茸のフリカッセ 栗のバターライス添え」
「野菜のミネストローフスープスパゲティ」
「野菜の取り合わせ バーニャカウダソースがけ」
「秋のマチュドニア(フルーツポンチ)スムージーかけ」
これらの料理を先生が勤務しているホテルで出したら、「〇千円ぐらいかな?」とのこと。
言葉にするだけで、舌を噛んでしまいそうな「バーニャカウダソース」!
これを自宅で作ったら、高級ホテルのディナーの雰囲気が出てくるに違いありません!!!
ここで、料理教室参加者に配られるおみやげをご紹介!
(写真左側)…中身はレタスとバナナと札幌黄(JA札幌で出荷している昔ながらの玉ねぎ)です。受け取った方の8割は「わ~、豪華~!」と言わずにはいられない組み合わせです。
(写真右側)…「市場の活力」バナナです。当市場の卸売業者 丸果札幌青果株式会社を含む、全国の青果卸8社が「より多くの方々の健康に貢献したい」という思いから、産地での栽培から日本での流通までを考えて共同開発した、8社のプライベートブランドです。
特徴はというと。。。
①栽培期間を普通のバナナよりさらに2ヶ月間長い12ヶ月間にして、長く木に生らせておくことでデンプン含有量を増やし、より甘くしています。
②青い状態で輸入されたバナナは、各市場のバナナ加工場にて、通常4.5~5日間かけて色付け・熟成されていますが、その期間を2日長く設けています。低温で時間をかけて色付け・熟成させることで、食感と味のいいバナナに仕上ります。
そんなのもう知っているよ!という方も、そうでない方もぜひご賞味ください!
「市場の活力」バナナを扱っているコンビニエンスストアもあるようですよ。
これをもちまして、今年度の料理教室は最後となりました。
今まで協力していただいた講師の方、スタッフの方、青果部運営協議会の方、皆さんお疲れ様でした!