イヴに贈るオススメの部位(ヴイ)
12月24日、今日はクリスマスイヴです。
ということで、イヴの今日は市場で働く水産のプロに聞いたオススメの部位(ヴイ)をご紹介。
タコと言えば、タコの足(上の写真)が一般的だと思いますが、長年、魚介類を扱っているプロに聞いてみると・・・
【たことんび】
タコの口です。形がトンビのくちばしに似ていることからその名がついたそうです。
タコの口なので、当然、1匹から1個しか取れない貴重なものです。
歯ごたえも旨味もタコの部位の中で抜群とのことです。
たことんび。一度食べてみてはいかがでしょうか。
続きまして・・・
魚に雪と書いて、鱈(タラ)。冬と言えばタラですよね。
プロがオススメするタラの部位は・・・
【タラのほっぺ】
大食漢で知られるタラはとにかくよく食べます。
モグモグモグモグ口を動かすのでほっぺの肉も発達しているそうで、その食感は抜群とのこと。
鶏肉の代わりにタラのほっぺの唐揚げなんていかがでしょうか。
続きまして・・・
【カマ】
「鮭でもマグロでも、やっぱりおいしいのはカマだよ!」とのこと。
カマは魚の首の部分。脂がのってて味は最高。
シンプルに塩焼きで素材の旨味を堪能してはいかがでしょうか。
次が最後です。
いいオチをつけることができるでしょうか。
【中落ち】
魚を三枚に開いた時の、背骨についているところです。
焼肉屋さんでも中落ちカルビなんて見かけるくらい、この部分は旨味があるんですね。
有名なのはマグロの中落ち(上の写真)ですが、背骨の間にある身はどのお魚も特においしいのでぜひご賞味ください。
なかなかいいオチができたのではないでしょうか。
中落ちだけに、なかなかいいオチ・・・
それではクリスマスイヴの今日は、みなさん思い思いの部位(ヴイ)で、おいしく楽しく過ごしてみては。
=TJ=