黒!
ここ数日は、朝晩の気温が下がってきて、過ごしやすくなってきましたね。
夜中の寝苦しさからもだいぶ解放されて、早朝、窓を開けるとひんやりとした風が入ってくるようになりました。
そんな本日8月27日はブドウの紹介です。
売場をうろうろしていると、あるわあるわ。
産地も本州から北海道まであちこちから入荷しており、種類もいろいろあって、よりどりみどりです。
種類が多すぎていっぺんに紹介できないので、色で分けることにしました。
今回は「黒」編です。
トップバッターはおなじみ「巨峰」!
こちらは福島産。
こちらは山梨産。
どちらも種無しです。
「巨峰」は日本人が好むブドウとして、現在日本で最も多く生産されており、全体の約35%を占めています。
次は「ピオーネ」!
こちらは岡山県産です。こちらも種無しで、「巨峰」と同じくらい人気があるそうですよ。
「ピオーネ」は粒が非常に大きく食べ応えがありますよね。
「ピオーネ」の香りはマスカットに似ているのですが、巨峰とマスカットの交配種だからなのだそうです。
特徴としては、風味良く、果汁も多くて、糖度は16度以上になり、強い甘さとそれを支える酸味を持っています。
続いてちょっと変わり種なのが、「マスカット・ベリーA」です。
ちょっと粒が小さめで、色もブルーベリーのような青紫色をしています。
現在国内で生産される赤ワイン向けブドウ品種としては、この「マスカット・ベリーA」が最も多く作られているのだそうです。
このぶどうで作られたワインはイチゴのような香りと渋みがまろやかなのが特徴なのだそうですよ。
平成25年に「マスカット・ベリーA」は、ワイン用のブドウ品種として、国際ブドウ・ワイン機構(OIV)により登録認定されました。
国際ブドウ・ワイン機構とは、ぶどうの栽培・ワイン造りに関する問題に取り組むフランスの政府機関のことです。
EUでは、国際ブドウ・ワイン機構が登録認定したぶどうの品種だけがワインのラベルに表示できることとなっていて、国内では、2010年に認定された「甲州」に次いで2番目。
日本固有のブドウ品種として世界のワインに表示できるのは、この2種類だけなのだそうです。
赤ワイン向けの用途も多いのですが、もちろんそのまま食べてもとても甘く、酸味もしっかりして味も濃厚なのだそうです。
ところで、ブドウの皮って、むきにくいですよね。
簡単に皮をむく方法を教えちゃいます。
用意するのは爪楊枝。
実を外した時にできる穴に爪楊枝を入れて、皮と実の間の隙間に差し込んでくるくるっと回すと、皮が綺麗に簡単に取れますよ!
YouTubeに動画もありましたよ。
簡単なので、ぜひお試しください!
今回はここまで。
次回は「白」編です!