「中央卸売市場の仕事」について「出前講座」を行いました!
11月13日水曜日、札幌市立篠路西中学校様からの依頼を受け、中学1年生の生徒134名を対象に「出前講座」を行いました。
札幌市では、市民の皆さんへの情報提供と対話の一環として、市職員が皆さんのご要望に応じて地域に出向き、市の施策や事業について分かりやすく説明を行う「出前講座」を実施しております。
これは、市民の皆さんに市政へのご理解を深めていただくとともに、市職員が直接、皆さんの生の声をお聞きすることにより、寄せられたご意見やご提言などを事務や事業の見直しにも役立てていこうというものです。
今回の出前講座では、「働くとはどういうことなのか」考えられる内容にしてほしいとの要望に合わせ、出前講座(札幌市公式ホームページへのリンク)でご案内している「中央卸売市場のしくみ」から内容を一部変更し、「中央卸売市場の仕事」というテーマで行いました。
簡単に内容に触れますと、下記のとおりですが、講義時間は約45分間ほどで、当市場作成のパンフレット(PDF:約2MB)及びパワーポイントを用いた講義とDVD鑑賞を行いました。
①パンフレット:市場の仕組みや働いている人たちの紹介
②パワーポイント(主な内容)
・市場の歩み:昭和34年に全国17番目の中央卸売市場として開設を認められました。
・市場取扱量の推移:平成10年をピークに水産・青果ともに少なくなってきています。その理由として、一人当たり消費量の低下や食文化の変化のほか、市場を経由しない「産地直送」の増加などが原因にあげられます。
・「食」の安全・安心に向けた取り組み:保健所の食品衛生監視員が毎日検査を行い、安全確保に努めています。
・事前にいただいたご質問への回答:「その仕事になぜ決めたのですか?」「働いていて大変なことは何ですか?」「仕事の一番のやりがいは何ですか?」などたくさんの質問をいただきました。
③DVD鑑賞:「おいしい元気を届けます」
④質問コーナー
受講された生徒たちから、「市場のおすすめは何ですか?」、「忙しい時期はいつ頃ですか?」、「若い人の割合はどれくらいですか?」などの質問がありました。今回の出前講座で皆さんに市場への関心を持っていただけたのは、うれしい限りです。
最後は皆さんからのお礼の挨拶をいただき、終了となりました。
皆さんの中から、将来市場にかかわる仕事に就いてくれたら、ありがたいです。
ご清聴いただきありがとうございました!