札幌まつりと時鮭(トキシラズ)
スイカやメロンの初入荷が続いてますが、水産でも旬を迎えた魚が入荷しています。
時鮭(トキシラズ)です。9月以降、産卵のために母川に回帰してくるサケを「秋鮭(アキサケ)」や「秋味(アキアジ)」の名前で呼んでいますが、時鮭(トキシラズ)はこの時期に「時期を知らずに獲れる魚」という意味合いで呼ばれています。
この時鮭(トキシラズ)、昨日から開催されている「札幌まつり(北海道神宮例祭) 」の時期に旬が重なる魚ということもあり、「焼びたし」等の食べ方でお祭りの日のご馳走として食べる文化があるそうです。
また、時鮭(トキシラズ)は歯がないことが特徴のひとつです。性的に未成熟のためイクラ等はありませんが、その分、身に脂がのっていてとても味がいいのも特徴です。
お祭りの気分を感じながら、旬のトキシラズで「魚」と「文化」を楽しんでみてはいかがでしょうか。