札幌市場の秋と言えばこれ!「秋さけ」初せり!
令和6年9月3日(火)、先日の北海道内における定置網漁の解禁に伴い、秋の味覚の代表格のひとつ「秋さけ」が初せりとなりました。
道民であればご存知の方が多いと思いますが、9月~11月頃に生まれた川へ産卵のために、戻ってくる白鮭は「秋さけ」と呼ばれ、親しまれています。
業者さんの話によると、店頭で切り身のさけを買う際は、以下の2点をみて選ぶと良いそうです。
・皮と身の間の薄茶色の部分に厚みがあって、身に入った「サシ」(白い筋)がハッキリしているものは脂乗りが良い。
・身の色が鮮やかな色をしているものを選ぶ。
また、弓なりの形をしているものは、頭側に近い部位のため、脂乗りが良く、逆に尾っぽに近い部位は、切り身がかまぼこや半月のような形をしているものが多く、さっぱりとした味わいが特徴だそうです!
骨が取りやすいので、子どもが食べるときや、おにぎりの具材にするとき等は尾っぽ側が良いかもしれませんね。
北海道の秋を代表する味覚の「秋さけ」ですが、日高沖で漁獲される秋さけは、銀色に輝く魚体から銀毛鮭と呼ばれており、その中でも、重量が3.5kg以上であり、厳格な鮮度保持基準等を満たした厳選された鮭は「銀聖」と呼ばれ、日高のブランド鮭となっています。
午前5時45分、この日は報道陣も駆け付けるなど、大勢の方が注目するなか、せりが始まりました。
1kgあたり「88,888円」のご祝儀価格が付きました!
これから旬を迎え、入荷量も増える予定です。
秋の味覚を代表する北海道産の天然「秋さけ」、ぜひご賞味ください!