農業後継者の皆さんが市場に来ました(12月2日)
師走に入り一段と寒くなった12月2日、北海道富良野緑峰高等学校農業特別専攻科の皆さん、27名が市場に足を運んでくれました。
農業特別専攻科は、有能な農業人の育成を目的に、近代的農業経営者としての専門的知識や技術の指導を行っており、修学は2年間。年間90日ほど登校する他は、自宅で営農作業を行って、農業技術の早期習得を目指し日夜頑張っているのだそうです。
「生徒たちは、皆さん実家が農業に携わっており、その農業後継者たちなんです。」と、同行された先生は教えてくれました。
続けて、「自分たちの生産した作物がどのように流通して、消費者の皆さんに届いているのか知ってもらいたい。」と、作業がひと段落したこの時期に、市場へ来てくれたことを話してくれました。
そんなこともあって、市場に来てくれた皆さんは、今春富良野緑峰高校を卒業した方や社会人としてサラりーマン生活を送っていた方などさまざまな経歴をお持ちなのだそうです。
作っている作物は、 「メロン」、「スイカ」、「トマト」、「コメ」、「野菜」などさまざま。
皆さん、自分の作っている作物の値段の動向が気になるようでした。
また、当市場の青果部卸売業者の一つ、丸果札幌青果株式会社の部長さんから「市場の動向や農産物の生産について」のお話がありました。
「価格の変動は、(一週間でも)かなりあるのでしょうか?」、「カボチャは品種によって値段の違いはありますか?高いのは何ですか?」
などなど、さまざま質問がありましたよ。
ジャガイモを作っていますと教えてくれた男性は、「この市場はとても大きくて、きれいですね。そして作業している方々が機敏ですね!」と、話してくれました。
皆さんの農業後継者として熱意が感じられた、朝でした。