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ニシン入荷中

 市場では北海道日本海産のニシンの入荷が始まりました。 

 

 産卵期である春が旬とのことです。ニシンの卵は「数の子」になり、プチプチとした良い食感が楽しめます。お正月のおせち料理の材料としてよくお目にかかりますが、食べた方も多いのでは・・・?

 昔は産卵期の春になると、ニシンが沿岸へ群れをなしてやってきたといいます。 別名「春告魚(はるつげうお)」とも呼ばれます。

 江戸から明治にかけて、北海道と本州を結ぶ北前船での取引が大きな富を生みました。この時代に建てられた「ニシン御殿」と呼ばれる豪邸は、現在では当時の様子を伺うことのできる歴史的建造物として残っているものもあります。

 漁獲量は明治30年をピークにその後激減しましたが、現在は稚魚の放流などにより増加傾向にあります。

 ニシンには、ビタミンB12やカルシウム、鉄分などが多く含まれており、貧血を防ぎ、神経機能を維持する働きがあるようです。