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カテゴリ: ‘市場ブログ’

シャキシャキ食感が魅力の「赤かぶ」のご紹介

月曜日, 12月 1st, 2025

市場からこんにちは。今回ご紹介するのは、食卓に鮮やかな赤色を添えてくれる、冬の旬の野菜、赤かぶです。美しい皮の色とは対照的に、果肉は白く、シャキシャキとした食感とほんのりとした甘みが特徴。10月頃から旬を迎え、寒くなるほど美味しくなる野菜です。

赤かぶの魅力は、その色を活かした加工のしやすさにあります。特に日本の食文化では、漬物として欠かせません。皮の赤色が中までじんわりと染み込み、美しいピンク色に仕上がります。この鮮やかな彩りが、食卓を華やかに演出してくれます。

もちろん、生で食べる以外にも、煮物や炒め物に使っても美味しくいただけます。火を通すと甘みが増し、柔らかくなります。赤かぶは、美味しいだけでなく、ビタミンCや食物繊維をバランス良く含んだ、冬の健康維持にも嬉しい野菜です。

この冬は、鮮やかな「赤かぶ」を使って、様々な料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

市場に国産ナガス鯨がやってきました!

金曜日, 11月 28th, 2025

市場からこんにちは。令和7年11月28日(金曜日)に、道東沖で獲れたナガス鯨が当市場に上場しました。これは捕鯨母船『関鯨丸』(共同船舶株式会社)によって水揚げされたものです。

品質の良い部位の肉が厳選され、生のまま市場に並びました。

ナガス鯨の上場に売り場は大変な賑わいを見せ、午前5時45分に開札が行われました。本日の最高値は、尾身がキログラムあたり150,034円という価格で取引されました。

市場を彩る鯨肉の取引は、毎回大きな活気と注目を集めました。なかなか出会えない鯨肉。ぜひ一度、ご賞味ください!!!

中央卸売市場水産棟排風機整備業務に係る一般競争入札について

木曜日, 11月 27th, 2025

令和7年11月21日付けで中央卸売市場水産棟排風機整備業務に係る一般競争入札の告示を行いました。

(案件名称)
中央卸売市場水産棟排風機整備業務

入札告示
入札説明書
仕様書
入札書
委任状
免税事業者申出書
質問票
契約書(案)

【入札結果(令和7年12月9日公表)】
 本件に係る入札結果について、掲載いたしました。
 入札等執行調書

(お問い合わせ先)
担当:札幌市中央卸売市場管理課管理係
住所:札幌市中央区北12条西20丁目2-1 水産棟4階
電話:011-611-3111 FAX:011-611-3138

幻の鮭!市場でも滅多に出会えない「鮭児」のご紹介

水曜日, 11月 26th, 2025

市場からこんにちは。今回ご紹介するのは、北海道の秋の味覚の中でも、特別な存在として扱われる「鮭児(けいじ)」です。

鮭児は、秋に獲れるシロザケのうち、まだ産卵期ではない若く未成熟な鮭のことを指します。その漁獲量は極めて少なく、一万尾にわずか一、二尾しか獲れないと言われています。この桁違いの希少性から、「幻の鮭」と呼ばれ、市場では高値で取引されます。ちなみに、先日市場では3kgを超える大きな鮭児の入荷がありました 。

なぜこれほど珍重されるかというと、それは身にあります。未成熟であるため、通常なら卵や白子になるはずの栄養と脂が、全身の身に均等に蓄えられています。そのため、一般的な鮭では味わえない、とろけるような食感と、際立って上質な脂の甘みが楽しめます。旬の時期は短く、主に10月から11月頃に限定されます。

この格別な味わいを楽しむための調理法としては、シンプルに刺身や寿司といった生食が挙げられます。とろりとした舌触りと、口の中でとろける脂の旨みが際立ちます。

市場ですら滅多に出会えない特別な秋の贈り物「鮭児」。もし見かけたら、その味わいを堪能してみてください。

冬の鍋の名脇役!「春菊、水菜、白菜」のご紹介

火曜日, 11月 25th, 2025

市場からこんにちは。寒さが本格化するこの季節、食卓に欠かせない鍋料理を支える三つの名脇役、春菊、水菜、白菜のそれぞれの魅力に迫ります。

まず、独特の香りが特徴の春菊です。春に菊に似た花が咲くことに由来しますが、最も美味しい旬は寒さが深まる秋から冬にかけてです。葉が肉厚になり、香りが強まります。春菊は、その爽やかな香りとほろ苦さで、すき焼きや鍋物全体の風味を引き締める「なくてはならない存在」です。

次に、シャキシャキとした食感が人気の水菜です。旬の冬場は特に甘みが増します。水菜の特徴は、鍋物に入れてもシャキシャキ感が残りやすいという点です。加熱しすぎずにサッと熱を通すのが、この歯ごたえとみずみずしさを最大限に活かすコツです。サラダや和え物としても幅広く使えます。

そして、鍋のベースとなる野菜、白菜です。葉が丸く重なり合ってずっしりと重い白菜は、旬の冬場に甘みを蓄えます。白菜の魅力は、煮込むほどに増す穏やかな甘さと、そのたっぷりの水分で他の具材の旨みを優しく包み込むことです。漬物はもちろん、炒め物や煮込み料理にも最適です。

これら三つの野菜は、どれも食物繊維やビタミンを豊富に含んでいます。香り、食感、甘みというそれぞれの特徴を理解することで、今年の冬は、より奥深い鍋料理の組み合わせを楽しむことができるでしょう。

北海道の珍魚「ボウズギンポ」のご紹介

金曜日, 11月 21st, 2025

市場からこんにちは!今回ご紹介するのは、その見た目から一目置かれる「ボウズギンポ」です。ずんぐりとして丸みを帯びたユニークな見た目と、ヌルヌルした独特の姿をしています。漁獲量が少ないため、市場にも多くは並ばない珍しい魚ですが、その身の旨さは格別で、地元では知る人ぞ知る存在です。

今回は、強烈な個性を持つ「ボウズギンポ」の魅力に迫ります!ボウズギンポは北海道周辺の水深数百メートルの深海に生息しており、底引き網などで稀に水揚げされます。特に身が締まる冬から春にかけて美味しいとされます。

流通量は少ないですが、見た目からは想像できない、旨みの濃い白身が特徴です。美味しさを支えているのが、身と皮の間にあるゼラチン質です。熱を加えることで、このゼラチン質が溶け、身にしっとりとした潤いと深い味わいを与えます。特に煮つけにした時の、「身のホロホロ感」と「皮のぷるぷる感」は他の魚ではなかなか味わえないでしょう。

普段、市場や鮮魚店で見かける機会は少ないかもしれませんが、見た目に尻込みせず、ぜひお試しください。

小ぶりで本格派!「アルプス乙女」のご紹介

月曜日, 11月 17th, 2025

市場からこんにちは!今回紹介するのは、可愛らしい見た目と爽やかな風味で人気のミニリンゴ、「アルプス乙女(あるぷすおとめ)」です。

お祭りの屋台で、リンゴ飴に使われている小ぶりなリンゴを見かけたことはないでしょうか?手のひらに乗るほどの小ぶりなサイズが特徴で、秋から冬にかけて市場を彩ります。食後のデザート、お菓子作りなど、様々なシーンで活躍します。

アルプス乙女は、一般的なリンゴと比べサイズは小さいですが、味は本格的です。果肉はシャキシャキとして歯ごたえが良く、甘みと酸味のバランスが非常に優れているのが特徴です。主な産地は長野県や青森県などで、秋が深まる頃から流通が本格化します。最大の魅力は、丸かじりできる手軽さと多様な食べ方です。タルトやアップルパイなどの焼き菓子はもちろん、ジャムやコンポートにするのもおすすめです。

栄養面では、リンゴが持つ食物繊維やリンゴ酸などを含んでいます。皮の近くに栄養が多く含まれるため、皮ごと摂取できるアルプス乙女は、栄養素を効率よく取りたい方にもおすすめです。

小さくて可愛い「アルプス乙女」。その美味しさだけでなく、可愛らしさを活かした食べ方を、ぜひご家庭で試してみませんか。

中央卸売市場総合情報システム用ミドルウェア保守業務に係る一般競争入札について

金曜日, 11月 14th, 2025

令和7年11月14日付けで中央卸売市場総合情報システム用ミドルウェア保守業務に係る一般競争入札の告示を行いました。

(案件名称)
中央卸売市場総合情報システム用ミドルウェア保守業務

入札告示
入札説明書
入札書
委任状
契約書(案)
質問票
仕様書
札幌市競争入札参加者心得

【入札結果(令和7年12月2日公表)】
 本件に係る入札結果について、掲載いたしました。
 入札等執行調書

(お問い合わせ先)
担当:札幌市中央卸売市場管理課
住所:札幌市中央区北12条西20丁目2-1 水産棟4階
電話:011-611-3111 FAX:011-611-3138

中央卸売市場イントラネット用サーバーデータ移行等業務に係る一般競争入札について

金曜日, 11月 14th, 2025

令和7年11月14日付けで中央卸売市場イントラネット用サーバーデータ移行等業務に係る一般競争入札の告示を行いました。

(案件名称)
中央卸売市場イントラネット用サーバーデータ移行等業務

入札告示
入札説明書
仕様書
入札書
委任状
消費税及び地方消費税免税事業者申出書
質問票
契約書(案)

【入札結果(令和7年11月27日公表)】
 本件に係る入札結果について、掲載いたしました。
 入札等執行調書

(お問い合わせ先)
担当:札幌市中央卸売市場管理課
住所:札幌市中央区北12条西20丁目2-1 水産棟4階
電話:011-611-3111 FAX:011-611-3138

とろける甘さ!「甘えび」のご紹介

金曜日, 11月 14th, 2025

市場からこんにちは!今回ご紹介するのは、名前のとおり、とろけるような甘さで人気の「甘えび」です。冷たい深海で育まれ、その美味しさは、身の甘さだけでなく、頭の味噌まで楽しめる甘えびの魅力に迫ります!

甘えびは、その透き通るような美しい赤色と、ねっとりした食感が特徴です。北海道沿岸での深海では、年間を通じて水揚げされ、特に身が締まり甘みも増す冬場が美味しいとされています。えび特有の酵素を多く含むため、獲れたてのものは身が締まっていますが、時間とともに身がとろけるように変化し、独特の甘みを生み出します。

甘えびは、美味しく食べられるだけでなく、栄養面でも優れています。えびの赤い色素であるアスタキサンチンを含んでいるほか、体を作るもととなる高タンパク質で、低脂質な食材です。

冷たい海が育んだ「甘えび」は、一年中楽しめる人気食材です。ぜひ濃厚な旨みを存分にご堪能ください。