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カテゴリ: ‘市場ブログ’

知る人ぞ知る高級魚「イシガキダイ」の魅力

月曜日, 9月 29th, 2025

今回は普段なかなかお目にかかれない珍しいお魚「イシガキダイ(石垣鯛)」をご紹介します。

「イシガキダイ」は、体表に石垣模様のような斑点があることからその名がついたお魚です。イシダイの仲間で、北海道から沖縄まで幅広く分布していますが、お店や食卓に並ぶことは少なく、知る人ぞ知る高級魚とされています。
強靭な歯でウニや甲殻類を食べ、成長すると口の周りが白くなることから成魚は「クチシロ」とも呼ばれるそうです。

石垣模様がきれいです。特徴的な口は隠れてしまいました、、、

「イシガキダイ」は調理法によってさまざまな表情を見せてくれます。
新鮮なものは、刺身で食べると甘みと弾力を楽しめます。皮を炙った「焼き霜造り」は絶品なのだとか。
また、頭や骨からは旨みたっぷりの出汁が出るため、煮付けや汁ものにしても格別だそうです。

普段なかなか出会うことのないお魚ですが、一度味わえばその魅力にきっと驚かれるはずです。「珍しい魚を味わう」ことは、食卓を豊かにするだけでなく、漁業や市場を支える大切な一歩にもつながります。
もし「イシガキダイ」を見かけた際にはぜひ手に取っていただき、贅沢なひとときをお楽しみください。

食べるなら今!「なす」のご紹介

水曜日, 9月 24th, 2025

「秋なす」が美味しい季節になってきました。9月~10月が「秋なす」の最盛期です。夏場の「なす」に比べ、「秋なす」は皮が柔らかくなり、旨みや甘みが濃くなります。

今回は当市場に入荷していた「なす」を一部ご紹介します。

「ながなす」です。

30〜40cmほどの細長い形が特徴。皮がやわらかく、火を通すととろける食感が魅力で、焼きなすや炒め物にぴったりです。

「千両なす」です。

つややかな濃い紫色とほどよいサイズ感。煮ても焼いても揚げても万能な定番品種です。一般的に「なす」と言えばこの「千両なす」を指すことが多いです。

「べいなす」です

ずんぐりと丸みを帯びた大きな形です。肉厚で煮崩れしにくく、ステーキや田楽に最適です。

北海道の短い秋を彩る代表格を、ぜひ味わってください。

福を呼ぶ出世魚「ふくらぎ」が入荷しています!

月曜日, 9月 22nd, 2025

秋の訪れとともに並び始める魚があります。その名は「ふくらぎ」。
実はこの魚、「ぶり」の若魚で、成長とともに名前が変わる“出世魚”の一段階なのです。

ぶりをそのまま小さくした見た目をしています。

「ふくらぎ」という名は漢字で「福来魚」と書きます。
大漁で港が賑わい「港に福が来る」ことから名付けられた縁起の良い名前だそうです。

「ふくらぎ」の身は、ぶりと比べ淡白でクセがなく、ほんのりとした旨味。脂が軽く、食べ飽きしません。お刺身はもちろん、塩焼きや煮付けにしても美味しく食べることが出来ます。
また、ぶりよりも手頃な価格で手に入り、調理もしやすい魚です。
「福来魚」で、あなたの食卓にも福を呼び込みましょう!

中央卸売市場イントラネット用サーバー借受に係る一般競争入札について

金曜日, 9月 19th, 2025

令和7年9月19日付けで中央卸売市場イントラネット用サーバー借受に係る一般競争入札の告示を行いました。

(案件名称)
中央卸売市場イントラネット用サーバー借受

入札告示
入札説明書
同等・規格確認書
入札書
委任状
消費税及び地方消費税免税事業者申出書
質問票
契約書(案)
仕様書

【入札結果(令和7年10月9日公表)】
本件に係る入札結果について、掲載いたしました。
入札等執行調書

(お問い合わせ先)
担当:札幌市中央卸売市場管理課管理係
住所:札幌市中央区北12条西20丁目2-1 水産棟4階
電話:011-611-3111 FAX:011-611-3138

山梨県南アルプス市産シャインマスカットのトップセールスが開催されました!

水曜日, 9月 17th, 2025

令和7年9月17日(水)、JA南アルプス市による「山梨県南アルプス市産シャインマスカット」のトップセールスが開催されました。

会場付近では、試食コーナーが設けられ、来場者の皆さんが足を止めて旬の味を堪能していました。私も一粒いただきましたが、口に入れた瞬間に広がる爽やかな甘みと、皮ごと食べられるパリッとした食感に思わず笑みがこぼれました。

せり前には固定せり台にて、JA南アルプス市の組合長からご挨拶がありました。さらに、やまなしフルーツレディーによるPRも行われ、シャインマスカットの魅力をアピールしていました。

皆さまも今が旬の「山梨県南アルプス市産シャインマスカット」をぜひ存分にお楽しみください!

すじこも入荷しています!

火曜日, 9月 16th, 2025

これまで、秋の味覚の代表格「秋さけ」についてご紹介してきましたが、実はそのお腹の中にある”宝物”については、まだ触れていませんでした。
それが今回ご紹介する「すじこ」です。

「すじこ」とは、秋さけの卵巣のことで、一般的には塩漬け加工されています。卵が膜に包まれた状態で、一本筋のようにまとまっていることから「筋子」と呼ばれているのだとか。

「秋さけ」が産卵のために海から川へ戻るこの季節、身だけでなく、この「すじこ」もまた旬を迎えます。

「すじこ」の魅力は、なんといってもその濃厚な旨みとプチプチとした食感。
白いごはんにのせても、おにぎりの具にも、さらにはお茶漬けにしても美味しく食べられます。

ぜひこの機会に、旬の味覚をお楽しみください!

「ぶどう」がたくさん入荷しています!

金曜日, 9月 12th, 2025

秋の気配が漂い始めるこの時期、果物売場を彩るのが「ぶどう」です。
北海道産をはじめ、全国各地から届く多彩な品種が、今まさに食べ頃を迎えています。

「ぶどう」は8月下旬から10月頃にかけて入荷量が多くなります。品種によって収穫時期は少しずつ異なりますが、9月は多くの品種が出揃う“ぶどうの最盛期”です。

札幌市中央卸売市場に入荷していた「ぶどう」をご紹介いたします。

ナイヤガラです。

北海道を代表する香り高い品種です。マスカットに似た華やかな香りと、やさしい甘みが特徴。

旅路ぶどうです。

北海道生まれの赤ぶどうです。甘みが強く、酸味は控えめ。皮ごと食べられ、爽やかな香りが広がります。

キャンベルスです。

濃い紫色の果皮と、甘酸っぱく懐かしい味わいです。ジャムやジュースにも人気の品種。

デラウェアです。

小粒で種がなく、食べやすいのが魅力の品種です。甘みがしっかりあり、子どもから大人まで幅広く愛されています。

シャインマスカットです。

エメラルドグリーンの大粒ぶどう。皮ごと食べられ、パリッとした食感と上品な甘みが特徴。贈答用にも人気です。

巨峰です。

大粒で果汁たっぷり。濃厚な甘みとほどよい酸味のバランスが絶妙で“ぶどうの王様”と呼ばれています。

旬の「ぶどう」は、生でそのまま味わうのはもちろん、冷やしてデザートに、ヨーグルトやサラダに加えても絶品です。
当市場には、採れたて新鮮な「ぶどう」が毎日入荷しています。
この時期だけの贅沢な味わいを、ぜひお楽しみください!

心も体も満たす「さつまいも」のご紹介

木曜日, 9月 11th, 2025
これから入荷数量も増えていきます。

夏から秋へ季節の移り変わりを感じるとともに、ほくほくとした甘みが恋しくなります。そんな「さつまいも」は当市場では「甘藷(かんしょ)」と呼ばれています。焼き芋や天ぷら、スイーツなど様々な形で親しまれていますが、実は品種によって味わいや触感が大きく異なります。いくつか代表的なものをご紹介します。

「シルクスイート」はしっとり滑らかな食感と上品な甘さが特徴。冷めても甘みが持続するため、スイーツ作りにもぴったりです。

シルクスイートです。

「紅あずま」はほくほくとした昔ながらの食感。甘さは控えめで、天ぷらや煮物など料理全般に使いやすい万能タイプです。

紅あずまです。

「紅はるか」は強い甘みとねっとりとした食感が魅力。焼き芋にすると濃厚な味わいが楽しめます。

紅はるかです。

「さつまいも」は脂質が少なく消化吸収が穏やかな優れたエネルギー源であり、食物繊維やビタミンC、カリウムなど栄養面でも魅力的な食材として再注目されています。

せりにも多くの人が参加していました。

秋を彩る「さつまいも」は、甘みと栄養の宝庫。焼いても蒸しても、料理にもおやつにも大活躍です。 札幌市中央卸売市場では、旬のさつまいもが続々入荷中です。ぜひご賞味ください!

水産物部卸売業者が合同での「商品展示・商談会」を開催しました!

火曜日, 9月 9th, 2025

令和7年9月9日(火)当市場水産物部卸売業者の「曲〆髙橋水産株式会社」及び「丸水札幌中央水産株式会社」が、小売店や流通関係者などを対象にした商品の展示会を開催しました。

会場は多くの来場者で賑わい、各ブースでは熱心な商談が次々と行われ、熱気に包まれていました 。

新鮮な魚介類や加工品、さらには最新の冷凍庫まで、所狭しと並べられた展示はとてもここでは紹介しきれないほどの充実ぶりでした。

最新の冷凍庫だそうです。

今回の展示・商談会は、単なる商品の紹介にとどまらず、業界関係者同士の交流や新たなビジネスチャンスの創出の場としても大きな役割を果たしたことでしょう。こうした取り組みが続くことで、水産業界がさらに盛り上がり、全国、そして世界へとその魅力が広がっていくことを心から期待しています。

札幌市中央卸売市場開設運営協議会

火曜日, 9月 9th, 2025

・令和7年度第1回(第123回)