お魚料理講習会を開催しました
11月27日、当市場の水産協議会が主催する料理講習会が開催され、北海道札幌稲雲高校PTAの皆さん15名が参加しました。
この料理教室は、皆さんにお魚のさばき方や調理方法を知っていただき、もっとお魚を食べていただこうと開催しているものです。
市場見学の後、料理講習会が始まりました。
講師は、野菜ソムリエの資格を持ち、ハーブ&クッキングルーム「KINA」(キナ)を主宰する大澄かほる先生。
今回挑戦した料理は、素材や香辛料など、「香りを楽しむ」メニューになっています。
先生はハーブの知識にもお詳しく、ショウガや大葉、ミョウガなどの薬味についても教えていただけましたよ。
サンマの香り飯
(レシピはこちら)
先生によると、「ネギ・ミョウガ・大葉は強い香りがしますが、何種類かを一緒に使うことによって、より良い香りになりますよ」。
また、サンマを一度焼いてから炊き込むことで、生臭さが抑えられているそうです。
カブのサラダとじゃこドレッシング ・ サケのショウガざんぎ
(レシピはこちら「カブのサラダとじゃこドレッシング」・「サケのしょうがざんぎ」)
レタスは繊維に沿うように縦向きに力を入れずにちぎると、ふんわりとしたみずみずしさが保たれるそうです。ごま油でカリッと焼いたじゃこと旬のカブの相性も抜群です。
ざんぎは皮付きのまま揚げているので、パリッとした食感を楽しめます。また、サケの血合いの部分にはDHAなどが豊富に含まれるので栄養面でも優れているそうです。
ゴボウだしのすり身汁
(レシピはこちら)
ゴボウは油で炒めて香りや風味を引き出します。
カブの葉には白い根の部分とは違う栄養素があり、ベータカロチンや鉄分、カルシウムなどが豊富に含まれています。カブを1本買ったら葉まで余さず食べたいところですね。
レシピには載っていませんが、試食時には先生が、すりおろしたショウガと残った皮・搾ったたあとのスダチ・ハチミツを一煮立ちさせ、ハーブティーを作ってくださいました。ちょっと甘くてスダチの良い香りがします。ショウガで体も温まりますね(*^_^*)