ゴッコ
新しい年が明け、寒さもよりいっそう厳しく感じた1月10日の朝。
お正月も終わったこの時期に、水産の競り場には七福神の一人が・・・
北海道や東北地方では「ゴッコ」の名前で親しまれている、この「ホテイウオ」。
ふくよかな体型と愛らしいお顔が七福神の布袋様を感じさせるとして、そう名づけられたのだそうです。
大きさは約30センチ前後で、表面はぷよぷよ。丸みを帯びた体と「ぬめ~」とした感触が特徴です。
産卵のため浅瀬に来る12月から春先が旬とのことで、「この寒い時期が特においしいよ」とは、小売業者さん。
タンパク質やビタミン、DHAが多く含まれ、コラーゲンも豊富なため汁物や鍋物にお勧めだそうで、道南地方では「ゴッコ汁」という郷土料理もあります。
また、うまみと甘みがたっぷり含まれている卵は、「しょうゆ漬け」にすると美味だそうです!
kai。