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市場で「有毒魚、不明魚及びふぐに係る講習会」が開催されました

7月2日火曜日、市場で「有毒魚、不明魚及びふぐに係る講習会」が開催されました。

これは、札幌市保健所食の安全推進課市場検査係が、毎年定期的に開催する食中毒予防を目的とした講習会の一環で実施されたものです。
本日のテーマは、「有毒魚、不明魚、ふぐ」ということで、水産の卸売業者さん、仲卸業者さんの鮮魚担当者が19名参加しました。

講習会の様子

講義では、保健所の食品衛生監視員より、「入荷時に魚種を確実に点検し、種類がわからないものは販売しない」という取扱いを遵守し、徹底するよう説明がありました。
また、厚生労働省より販売を禁止されている魚、その他販売を自粛しなければならない、「パリトキシン」、「シガテラ」など、魚に蓄積する有毒物質を含む可能性の高い魚種について、スライドで写真を見ながら、その特徴についてわかりやすい解説がありました。

また、ふぐについても、種類によって有毒部位が異なることから、選別を徹底すること、さらに仕入、販売等の記録を一年間保管するなどの管理を徹底するよう要請がありました。

これからの季節、気温が上昇し、細菌による食中毒も増えてくる季節です。
一層の注意が必要ですね。