JA鶴岡より「だだちゃ豆」初入荷です!
去る8月4日、最高気温が31℃まで上がりました。こうなると仕事が終わったら、すぐビール!という方も少なくないと思います。そして、ビールに欠かせないおつまみと言えば、枝豆ではないでしょうか?
最近の市場では、枝豆が大量に入荷されています。その枝豆の中から「枝豆の殿様」と呼ぶにふさわしい「だだちゃ豆」が8月4日に初入荷されました!
だだちゃ豆を食べたことがない人は、茶色い豆なの?と思われるかもしれませんが、茶色いのは外側のさやがやや茶色を帯びているのと、うぶ毛が茶色いところだけです。
そもそも「だだちゃ」というのは庄内地方の方言で「お父さん」の意味です。その昔、城下町・鶴岡が庄内藩だった頃、殿様が大変な枝豆好きで、毎日枝豆を持ち寄らせては「今日はどこのだだちゃの枝豆か?」と聞いていたことから、いつからか だだちゃ豆と呼ばれるようになったなど諸説あるようです。
「だだちゃ豆」の特徴は普通の枝豆より甘み、うま味が強いこと。仲卸業者さんによると、だだちゃ豆をゆでると、家がだだちゃ豆の香りでいっぱいになるとのことです。
だだちゃ豆の種は鶴岡周辺の土地条件にマッチしており、この種子を他地域で生産しても、だだちゃ豆の品種特性が消されてしまうので、生産地・生産者を限定して栽培しているということです。
さあ、市場では枝豆のせりが大盛況です!ちなみに、生で枝豆を食べている業者の方がいましたが、卸売業者さんによると、「お腹をこわすからやめたほうがいいよ」とのこと(笑) 皆さんもこの時期、枝豆を満喫しましょう!