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「ソイ」いろいろ紹介します!

ここ数日は寒い日が続き、札幌でも雪がちらついております。
本日12月5日金曜日は、このところ当市場へ入荷している「ソイ」を紹介いたします。

クロソイ(石狩産)
その名のとおり、全身が黒いソイです。
卵巣内で孵化した仔魚を出産する卵胎生魚なのだそうですよ。

クロソイ

アオゾイ(えりも産)
正式名称は「クロメヌケ」ですが、体色は黄色がかっています。
淡泊で上品な味なのだそうです。

アオゾイ

シマゾイ(羅臼産)
11月末からかなりの数量が入荷しており、本日もずらりと並んでおりました。

シマゾイ入荷状況

シマゾイの地色は、薄い黄色ですが、緑色がかったものや赤色がかったものなど、多少変化があります。
トレードマークはその名のとおり、背中の縞模様です。
「キゾイ」、「ムラゾイ」とも呼ばれています。
こちらは八雲産の活〆シマゾイです。

活〆シマゾイ

卸売業者さんに、「ソイ」の調理方法について教えていただきました。

「ソイ」は鮮度の良いものは刺身で食べることが多く、身の締まった白身は歯ごたえが確かで、とてもおいしいそうです。
その他、和食であれば煮付け、塩焼き、洋食であればムニエルやブイヤベースなど、色々な調理方法を楽しむことができるとのこと。

また、先日、当市場で開催された「魚介類と野菜の「鍋料理」販売促進キャンペーン」では、アオゾイの鍋が試食として提供され、上品なだしが好評でした。
「ソイ」の頭や骨などのアラからは、だしがよく出るので、鍋料理、汁物にも向いているそうです。

これからの季節は脂が乗って身が締まり、おいしい時期を迎えるそうですよ。
ぜひ、ご賞味ください。