早くもお正月の雰囲気です
12月8日月曜日、当市場の水産棟で、お正月の気配を感じるものをたくさん見つけましたので紹介いたします。
製品売場には、昆布巻、黒豆、きんとん、田作りなど、おせち調理の食材がずらりとディスプレイされていました。
そのほか、伊達巻、紅白の蒲鉾などが並んでいましたよ。
ところで、おせち料理の「お節(せち)」は、暦上の「節句」のことを指します。
現在では、節句の一番目にあたり、最も重要なのが正月であることから、正月料理のことを表す言葉が「おせち料理」となったそうです。
魚卵売場には、お正月には欠かせない、数の子がたくさんありました。
こちらは塩数の子。
すぐに食べられる味付け数の子もありましたよ。
話は変わりますが、おせち料理のことを調べていくうちに、おせち料理を食べ始める日について、興味深いことがわかりましたので紹介いたします。
一般的に北海道や東北地方は大晦日におせち料理を食べ始める家庭が多く、これは、おせち料理が元々大晦日の夜から元旦にかけて食べる「年迎え料理」だったことに由来しているそうです。
一方、日本全国を見渡すと、元旦になってからおせち料理を食べる地域が多いのだそうです。
地域によって大きな違いがあることを、今までよく知りませんでしたので、大きな発見をした気持ちになりました。
まだ年末にはちょっと早いですが、市場では、お正月の準備が着々と進んでいましたよ。