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旬の北海道産ホタテ

今日ご紹介するのは、春の産卵期を前に栄養を蓄え、今がおいしいホタテです。

こちらは、北海道尾岱沼産です

ホタテ(帆立)の名前の由来は、貝殻が帆かけ船の帆に似ているため、帆を立てて海面を移動すると信じられていたことによるものなんだとか。実際には、勢いよく海水を吐き、海中を飛ぶように移動します。

当市場では、殻付きのホタテの他に、むき身の貝柱も扱っています。

こちらは、北海道湧別産です

ここで、総務省統計局が行った家計調査を調べてみました。平成23年から25年の平均で1世帯当たり(2人以上の世帯)のホタテ貝への支出額をみると、札幌市は、都道府県庁所在地及び政令指定都市の中で、トップの青森市に続いて多いとのこと。全国平均の約2倍も購入するほど、札幌市民の食卓でおなじみになっているようです。

生の貝柱は、軟らかく甘味があり、刺身としてわさび醤油やレモン汁などをかけて食べるとおいしくいただけます。また、焼いて醤油をかけたり、酒蒸しや炊き込みご飯などで食べると、濃厚な旨みが出ます。

帆を広げて進む船の様子から「順風満帆」を連想させ、貝の形も扇を開いたように「末広がり」で縁起が良いとされているホタテ。年末年始の食卓にもぜひ、並べてみてください。