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市場見学と料理講習を開催しました

1月10日、魚食普及委員会と当市場売買参加者の生活協同組合コープさっぽろが連携し、市場見学と料理講習を開催しました。

市場のしくみを説明後に市場水産棟を見学していただきました。

この日の午前の回には、10名の方が参加し市場のベテラン説明員に水産・青果のせりの様子や仕組みについて説明を受けました。

次に料理講習に移ります。道央水産物商業協同組合、金澤専務理事に講師をお願いし、タラ、サバを使用し三枚おろしを習得していただきます。

タラの三枚おろし中です。鱗(ウロコ)は、包丁・たわし等を尾から頭に向けて軽く動かし取り除きます。また、血合いはスプーンを使い取り除きます。この下処理を丁寧に行うと臭みがなくおいしくいただけます。さらに、湯通し(身の色が少し変わるくらいの温度)で生臭さを消すことも忘にずにとのこと。(写真の黒い膜は、内臓が入っていた部分で臭みのもとになりますので取り除きます。)

写真の容器中央の「タチ(白子)」に緑色の内臓の一部がついていますが、苦味の原因になりますので取り除きます。

サバの三枚おろし中です。身おろしのポイントは、背びれと腹びれの上に軽く包丁を入れておくこと。(隠し包丁)そして、背骨に包丁がカリカリとあたっていることを感じながら包丁の刃元から刃先まで全体を使い水平に引くと上手におろせるそうです。

いよいよ、皆さんの調理開始です。各テーブルのベテランスタッフの説明も丁寧で、調理が進むにつれ身おろしが上達しております。

もうすぐ完成です。(味噌煮の香ばしさと、白子の焼き色が食欲をそそります。)

そして、完成品がこちら。タラ、タチ(白子)のムニエル、サバの味噌煮です。

そして、金澤講師に作っていただいた「あら汁」とともに。

撮影用に講師から提供していただき、試食させていただきました。写真右が、私専用です!あっさりとした白身と濃厚な肝の美味しさに箸が止まらなくなりそうでした。

お待ちかねの、お食事タイムです。参加された皆さん、お疲れ様でした。(ち)