「北海道八百屋塾」が開催されました
2月14日土曜日、「北海道八百屋塾」が当市場の道央青果協同組合が主催で行われました。
北海道八百屋塾は、青果物を取り扱う事業者さんを対象に、食の専門的知識を身につけていただくことを目的として、旭川地方卸売市場の旭川魚菜商業協同組合が発足させた塾で、平成20年5月から活動されているそうです。
今回はその第48回目で、当市場では初めての開催となりました。
当市場の卸売業者さん、仲卸業者さん、小売業者さんなど、関係者約60名が受講されました。
講師は北海道八百屋塾の塾長で、旭川魚菜商業協同組合理事長、高津 勲さんです。
本日の最初の講義のテーマは「かぶ」でした。
かぶは、地方によって品種が多様にあり、なんと約80種類あると言われているそうです。
大きく分けると中央アジア原産と中近東から地中海沿岸が原産のかぶに分けられ、この二系統が日本の各地で独自に改良されていったとのこと。
おいしいかぶを見分けるには、葉がしおれていないこと、葉があまり多くないこと、根にひび割れや、変色がないことを確認すると良いそうです。
それから、栄養素、調理のポイントなどについて、詳しく説明がありました。
「かぶ」に続いては、「みず菜」、「えのきたけ」についての説明があり、盛況のうちに八百屋塾の講義が終わりました。
また、講師の高津さんは、寒さの厳しい中、熱い講義を聞かせてくれました。
受講された方からは、「自分の知識不足を再認識した」、「八百屋の目線での講話で興味深い内容でした」などの声が聞かれるなど、大変好評でした。
受講された皆様、お疲れ様でした。