小売業者さんの組合が「旬の野菜果物試食会」を開催しました!
6月27日、青果部の小売業者さんで作る組合の一つ、「道央青果協同組合」さんが「旬の野菜果物試食会」を開催しました。
ということで、今回の試食会の趣旨を組合の方に聞くことも忘れ、とりあえず試食!試食!!!
まずはサクランボです。
「紅佐藤錦」は「佐藤錦」よりも糖度がかなり高いんですが、酸味も少しある感じ。
佐藤錦はあっさり甘めでこちらもおいしいです。
それにしても、紅佐藤錦は色が濃い~~ですね。こんなサクランボは初めて見ました!
「ふらのイエロー」は甘くて、おいしいです。
市場に来てから、とうもろこしがこんなにおいしいものだったんだと知りました。
「ゴールドラッシュ」は昔ながらのとうもろこしという感じです。
とにかく実がぎっしりつまっていて、「あ~、とうもろこし食べてる~」という感じです。。。わからないですね、この感想では。
「夕張メロン」は久しぶりに食べたのですが、甘くて、果実のとろける感じがとっても私好み!
それに比べて「暑寒メロン」は果肉がしっかりしていて、甘さもバッチリです。
さて、ここで「メロン豆知識」です!
上の写真だと少し分かりずらいかもしれませんが、メロンには「上下」があるのをご存知でしたか?
実は先ほど試食したメロンも上側と下側が用意してあり、こんな素人の私でも下側のほうが甘いことがわかります。
ということで、そろそろこの試食会の趣旨について組合の方に聞いてみました。
星田部長「近年、量販店が消費者の好みに合わせて、”産地”、”品種”、”食味”にこだわって、青果物を販売しています。そのため、農地を買い上げる形でも進出しています。そういった中で、小売店もただ青果物を売るのではなく、もっと勉強して、お客様のニーズに合ったものを提供できるようにしなければいけないと考え、今回のような試食会を何度か行っています。」
そのため、アンケートでも各青果物の「採点」、「店頭で勧めるポイント」を書くなどの高度な内容でして、私は途中でギブアップ。。。
最後に椿原理事にお話しを聞いてみました。
「最近の小売店はおのおの独自色を持つべき。私の店では自分で栽培した「にんにく」を売っていますが、これがとても好評です。他にも時々商品にできるものもありますが、「枝豆」、「アスパラ」なども自分で栽培していますよ。」
当市場に登録している小売店さんは、若干減りつつあります。
しかし、皆さん勉強して、創意工夫を凝らしながら取り組んでいることがよくわかりました。
皆さんも”野菜博士”のいる八百屋さんで、ぜひお買い物をしてみてはいかがでしょう?