子ども食品Gメン現る!
【食品Gメン(食品衛生監視員)】
飲食店やスーパー、食品工場などの立入検査や食品の抜き取り検査のほか、食中毒の調査を行ったりするなど、食の安全を守るために日々働いているのが“食品Gメン”です。
札幌市には約70名ほどの食品Gメンがいるのですが、今日は力強い助っ人が現れました。
その名も「子ども食品Gメン」です!
長靴履いて、白衣に着替えて、準備完了!
子ども食品Gメンに変身です!
さっそくパトロール開始です。
まずは青果売場。おいしそうなメロンのせりが行われていました。
せりの際の手形(買い手が指の形で希望価格を示す)のことや、市場に流通した有毒魚のことも学びました。
次は水産棟です。マグロの解体を見学。迫力満点でした。
放射温度計で魚の表面温度を測定します。この放射温度計は離れていても測れる優れもので、子ども食品Gメンはいろいろな魚の表面温度を測っていました。
とても楽しそうだったので私もやってみたかった…
水産の仲卸売場です。
ここでは、仲卸業者さんにいろいろと質問です。
「何時に起きますか?」「何時まで働いていますか?」
これらの質問に、仲卸業者さんが面白おかしく答えてくれました。
検査室に移動して、今度は細菌検査です。細かく切った検体(今回はエビ)を水分と一緒に細かく砕き、白金耳を使って培地に塗布し…
私には難しすぎて思考停止・・・
でも、子ども食品Gメンたちは、メモを取りながら説明を聞き、検体を培地に塗布する作業を真剣に行っていました。
ATP測定器を使った汚れ度測定です。汚れていそうなところを綿棒でこすって、測定器で測ってみると・・・
あっ!と驚くような測定結果が次々と。綺麗に見えても、けっこう汚れているんですね。
ということは、いろいろなものを触ったりする手に汚れが多くつくのも当然です。
でも、大丈夫。
しろくま忍者の手あらいソング(リンクあり)で汚れを撃退です。
ツルツル、ガリガリ、ムギュムギュ、ネジネジ、グルグル
見てください、綺麗にピカピカになりました。
子ども食品Gメンと札幌市の食品Gメンのおかげで、今日も食の安全が守られているのです。
ありがとう!食品Gメ~ン!
=TJ=