今日の市場は「おけさ柿」一色! それでオーケーさ!!!
10月20日(火)、今日の青果部せり場はオレンジ一色というか「おけさ柿」一色です。
なぜかというと、「JA全農にいがた」をはじめとする新潟県内の出荷団体がトップセールスのためにいらっしゃったからです!
ディスプレイも「おけさ柿」一色ならば・・・
垂れ幕も宣伝用のはっぴも「おけさ柿」!
じゃあ、肝心の「おけさ柿」はというと・・・
ツルッツルッのピッカピカですね!
早速、おけさ柿について、出荷団体の方々にお話を聞いてみました。
今年は日本の各地で地方災害がありましたが、新潟県にはそういった影響はあまりなく、日照量の多さなどが柿の生育に大きく寄与したようです。
したがって、例年より大玉で色つやも良いとのこと。
これは食べてみるしかありません!
いざ!試食!!!
出始めのため、まだちょっと固めですが本当に甘いです!
小売業者さんに話を聞いてみると、「甘いね~」、「おいしい!」といったコメントのほかに、「JAさんによって味が違うよね~、 深いよね~~!」といった玄人なコメントも。
試食には、”JA新津さつき”、”JA羽茂”、”JA佐渡”の3種類の柿が提供されていたのですが、も、もちろん、私もわかりましたよ(汗)
JA全農にいがた 県本部長の五十嵐様、佐渡市長の甲斐様、羽茂果実協会 協会長の若林様のお三方より、せり場の檀上からお話をいただきました。
皆さんは、おけさ柿が北海道に初めて出荷されてから80年経つということをしみじみと話されており、歴史の重みを感じました。
ちなみにその出荷先というのが、当市場の青果部卸売業者の一つ、丸果札幌青果株式会社の前身である「勇﨑商店」とのこと。
通信手段の発達していない昭和11年に、このようなコネクションが出来たということにも驚きますよね!
さあ、いつにも増して、熱いせりが繰り広げられました!
佐渡ではトキが空を舞う頃にちょうど柿の収穫期を迎えるとか。
そんな風景がもう何十年も繰り返されているかと思うと、先ほどの80周年ではないですが、何か不思議な気持ちになってしまいました。
皆さん、ぜひ佐渡にトキを見に行きましょう!。。。いやいや、おけさ柿をどうぞご賞味ください!!!