宮城県青果物「札幌市場試食PR」が開催されました!!!
1月27日、当市場の青果部せり場は、いつになく盛り上がっています!
それは、なぜかと言いますと・・・、
宮城県、JA全農みやぎ、宮城県園芸作物ブランド化推進協議会の共催で、宮城県青果物「札幌市場試食PR」が開催されたからです。
宮城県の秋冬野菜は、近年札幌圏域での人気が高まっており、札幌市内店舗で試食販売会を行うことで、葉物類の販売促進を図っているとのこと。
昨年に引き続き、当市場でも試食販売会が行われました。
ちなみに、写真左のハッピに描かれている「サイボーグ009」は、宮城県登米市出身の漫画家である石ノ森章太郎さんの代表作です!
まずは、産地代表者様のごあいさつがありました。
皆さまの宮城県産野菜に懸ける熱い想いが伝わってきました。
さて、試食タイムです。試食のスープもアツアツでしたよ!
まずは、「ちぢみゆき菜」と「曲がりねぎ」が入ったスープ。
「ちぢみゆき菜」と「曲がりねぎ」のダシが濃い~~です!
そして、この二つの具の歯ごたえも最高ですね。
ちなみに、「曲がりねぎ」はなぜ曲がっているのか、ご存じですか?
かいつまんで言いますと、ねぎがある程度まで育ったら、ねぎを寝かせ、土を盛るということ。
そうすると、ねぎは寝たままではなく、太陽に向かって育とうとするので、曲がって育ちます。
この曲がった部分にストレスがかかり、甘く、歯ごたえも柔らかくなるということ。不思議ですよね~。
次が「ちぢみほうれんそう」のおひたしです。
先ほども出てきた”ちぢみ”。私も今日その意味を知りました(汗)
卸売業者さんによると、”寒締め”という栽培方法と関係しているとか。
冬に出回る多くのほうれんそうは、トンネル栽培といって、低温から守る栽培方法が多いのですが、”寒締め”栽培は、冬の寒さや霜にあえて触れさせるということ。
そうすると、ほうれんそうは寒さから身を守るため、葉の面積をちぢめて肉厚になり、凍結を防ぐため、水分を減らして糖度を蓄えるのだそうです。
すると、糖度は10度以上と果実並みの高さになることもあるとか。
この甘さは、ほうれんそうが苦手な子どもたちも全然食べられるかもしません!?
最後は「仙台いちご」です。
言わずと知れた、「もういっこ」や「とちおとめ」が有名ですよね。
試食した小売業者さんも、「こりゃあ、バッチリだ!」などとても満足した様子でした。
テレビ局の取材の方も見えていて、このPRは大成功といったところですね。
本日1月27日は、イオン桑園店、コープさっぽろ/LUCY(ルーシー)で、夜6時まで試食PRを行っているようです。
もし、このブログを見た方はぜひ行ってみてください。
宮城県の底力を体験できるに違いありません!!!