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市場に「子ども食品Gメン」がやってきました!!!

7月26日木曜日、当市場で札幌市保健所による「子ども食品Gメン体験事業」が開催されました。

「食品Gメン」とは、飲食店やスーパー、食品工場などの立入検査や食品の抜き取り検査のほか、食中毒の調査を行ったりするなど、食の安全を守るために日々働いている保健所や保健センターの食品衛生監視員のことです。札幌市には、約70名の食品Gメンがいます。

「子ども食品Gメン体験」は、市内の小学生とその保護者の方を対象に、食品Gメンこと保健所や保健センターの食品衛生監視員のお仕事を通じて、食の安全に対する事業者や当市の取組みを学び、食の安全について知識・理解を深めてもらうために、平成23年度から行われています。

午前6時50分、15人の子ども食品Gメンと保護者たちが当市場に到着しました。当市オリジナル手洗いソング「しろくま忍者の手あらいソング」でおなじみの「しろくま忍者」が迎える中、オリエンテーションを行いました。

白衣と長靴へ着替えて、さあ子ども食品Gメンが出発します。


まずは、青果棟のせり場を2階から見学しました。
北海道産メロンのせりが実際に行われていて、活気あるせりの様子に子ども食品Gメンは興味津々で、覗き込んでいました。

移動中、青果部の仲卸売場を2階から見学し、資料室を目指します。

続いて、資料室では、札幌市中央卸売市場協会の鷹さんから、せりの手形(買い手が指の形で希望価格を示す)の説明を受けた後、市場で荷物を載せて走る車ターレット(通称:モートラ)などを見学しました。

続いて、水産棟のせり場へ移動し、マグロの解体の様子を間近で見学した子ども食品Gメンは大興奮でした!!!

鮮やかな包丁さばきでマグロをさばいていきます。マグロの口の中はどんなかな?

子ども食品Gメンより大きいマグロが並びます。

ずらりと並んだマグロの前で、親子で記念撮影を行いました。

その後、子ども食品Gメンは、水産棟のせり場で、食品Gメンから食品の温度を測るための放射温度計の使い方の説明を受け、せり場に並んでいる魚の温度を確認しました。

水産仲卸売場を見学しつつ、次の目的地へ向かいます。途中、取材に来ていたテレビ局から取材を受けている子ども食品Gメンもいました。

途中、これまでに見てきたことについての質問コーナーでは、子ども食品Gメンから次々飛び出す質問に、食品Gメンの高田さんや市場協会の鷹さんが丁寧に答えていきました。

その後2班に分かれ、理化学検査と細菌検査を体験しました。

こちらは理化学検査の様子です。食品添加物(着色料)の検査を体験し、手洗いチェッカーを使用して、目には見えない手の汚れをチェックし、手洗い後も汚れが残りやすい部分や正しい手洗い方法について学びました。

こちらの検査室では、ATP検査機器(ルミテスター)を使用して、細菌検査を体験しました。食中毒の原因となるような細菌がいるかどうかを検査するために、検体を培地に塗る体験をしました。

まな板や携帯電話等の汚れなども検査し、汚れの度合いを示す桁外れの数値に子ども食品Gメンも驚きを隠せませんでした。

最後に、「しろくま忍者」による食の安全・安心クイズで本日のおさらいをした後、参加者全員に「食の安全・安心マスター修了証」が授与されました!

参加された子ども食品Gメンも当ページをご覧の皆様も、9月16日(日)には、当市場が一般開放され、「ホタテ釣り」「生マグロ解体ショー&即売会」「野菜詰め放題」のほかにも楽しいイベントが盛りだくさんの「市民感謝 消費拡大フェア2018」が開催されますので、ぜひ遊びにきてください!!!