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丸水札幌中央水産株式会社と大学生による共同プロジェクト「PROJECT180」の成果をご報告します。

9月4日、当市場の水産部卸売業者である丸水札幌中央水産株式会社(以下、「丸水」)と北海学園大学経営学部 佐藤大輔ゼミの学生8名による2つのプロジェクトの成果発表が、丸水の展示商談会で行われましたのでご報告します。
(プロジェクトの詳細は、「PROJECT180」の様子をご紹介します!!をご覧ください。)

一つ目のプロジェクト「君は魚のプロになれるだろうか・・・?」では、丸水の製品チームと学生4名が、高品質で知られる英国の「スコティッシュサーモン」を取り上げ、展示商談会に来場したバイヤーに対し、商談・販売促進を行いました。

朝5時から、「スコティッシュサーモン」の試食準備を行う学生たち。

美しい姿の「スコティッシュサーモン」。スコットランド産のアトランティックサーモン(タイセイヨウサケ)です。

フランス政府公認の優良品質保証表示「ラベルルージュ」に、水産物・国外産で初の認証を受けたほか、イギリス王室御用達にもなっているのだそうです。

試食では、きれいなオレンジ色をした刺身、お寿司が用意されました。

おすすめレシピでPR!!

午前7時、丸水の展示商談会がスタートしました。丸水も当プロジェクトに力を注いできたため、入り口のすぐそばの目立つ場所にブースが配置されていました。

試食ののち、スコティッシュサーモンの説明を行っていきます。

寿司ねたでも高い人気を誇るサーモンの新商品に、バイヤーの方々も興味津々の様子です。

二つ目のプロジェクト「新商品開発プロジェクト」では、丸水の企画デリカチームと学生4名が、道内で漁獲が増えている「ブリ」を使って開発した、その名も「鰤瓶(ぶりびん)」を、展示商談会で発表し、そのPRを行いました。

中央にブリを配置し、秋の季節を感じさせるディスプレイ。バイヤーたちの注目を集めたようです。

ポスターも作成されていました。

「幅広く愛される商品提案」や「美味しいブリをもっと地元北海道に根付かせ、将来道外にも・・・」ということを目指し、商品開発したとのことです。

日本酒や焼酎のおつまみにもピッタリだと思います。

おすすめの食べ方は、ご飯や豆腐にそのまま添えたり、ギョーザの具にしても美味しいとのことです。

「鰤瓶」は、鰤を小さめの角切りにし、醤油ベースで味付けしたもので、シイタケやタケノコの食感も相まって、大変おいしかったです。

午前7時、「スコティッシュサーモン」のブースと並んで配置された「鰤瓶」のブースには、開始からたくさんのバイヤーたちが集まり、学生たちによる商品の販売促進PRが行われました。

背中に「丸水」の青はっぴを着て「鰤瓶」をPR

「鰤瓶」の商品説明も、板についてきました。

学生たちも、バイヤーたちの反応に手ごたえを感じていたようです。

プロジェクトに参加した、8名の学生たちです。 みなさん、お疲れ様でした。

取材には行けませんでしたが、9月12日に当プロジェクトの成果発表会が行われたとのこと。
こういった取り組みは、企業にとっても、学生たちにとっても、かけがえのない経験になったと思います。

皆様も、お店で「スコテッィシュサーモン」、「鰤瓶」を見かけましたら、ぜひお試ししてみてはいかがでしょうか?