宮城県青果物「札幌市場試食PR」が開催されました!!!
1月22日火曜日、当市場に宮城県、園芸生産拡大広域連携協議会(JA全農みやぎ)、宮城県園芸作物ブランド化推進協議会の関係者が来場し、宮城県青果物「札幌市場試食PR」が開催されました。
宮城県の秋冬野菜は、近年札幌圏域で人気が高まっており、本日は「仙台いちご」「ちぢみほうれんそう」「ちぢみゆきな」「曲がりねぎ」の試食PRが行われました。
右側が、仙台いちごの主力品種でもある「もういっこ」です。
大粒で甘みと酸味のバランスが良く、すっきりとした爽やかな甘さが特徴です。
左側の「にこにこベリー」は、今年デビューしたばかり新品種!!!
新品種の「にこにこベリー」は、仙台いちごの主力品種「もういっこ」と、「とちおとめ」を掛け合わせて誕生したもので、果肉が鮮やかな赤色で、甘さと酸味のバランスが良いのが特長です。
ちぢみゆきな
「ちぢみゆきな」「ちぢみほうれんそう」は、冬の寒さや霜にふれさせる「寒締め栽培」という方法で育てられ、葉の表面にぎゅっと縮んだようなシワが入ることから「ちぢみ」と呼ばれているそうです。冬場の寒さから身を守るために肉厚となり、凍結を防ぐために水分を減らし糖度を蓄えるため、うまみと甘みが凝縮されているとのことです。
曲がりねぎ
「曲がりねぎ」は、ある程度まで育ったら、ねぎを一度土から抜き、土の上にねぎを寝かせ、土をかぶせるそうです。ねぎは寝かされた状態から、まっすぐ上の太陽に向かって伸びていこうとするため、曲がったねぎとなり、この曲がった部分が特にストレスがかかり、とても甘く、柔らかくなるとのことです。
JA全農みやぎの大友県本部長のご挨拶
産地代表JA仙台の庄司常務理事のご挨拶
今年も、JA全農みやぎのキャラクター「旬太」くんがPRで大活躍していました!
試食会も大盛況で、ちぢみほうれんそうのおひたし、ちぢみゆきなのおひたし、曲がりねぎのスープ、仙台いちごが試食で振る舞われました。
ちぢみほうれんそうのおひたしは、普段食べているほうれんそうよりも味が濃くおいしかったです。
ちぢみゆきなのおひたしのおひたしは、初めて食べましたが、歯ごたえある食感と美味しさが楽しめました。
曲がりねぎのスープは、熱々で、甘みとうまみがスープに溶け出し、とても美味しかったです!!!
こちらが「もういっこ」です。とても甘くておいしい!
こちらが12年かけて育成された、新品種「にこにこベリー」です。中の果肉も鮮やか赤色で、味ももちろん美味しいです!
ただ今シーズンは試験栽培で、一般に出回るのは来シーズン以降になりそうとのことなので、皆様もう少しお待ちください。
宮城県青果物「札幌市場試食PR」には、報道機関の方々や市場関係者も多く訪れており、会場が賑わっていました。
寒い季節が続きますが、皆さんもぜひ宮城県の秋冬野菜、仙台いちごをご賞味ください!!!