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「さっぽろ子ども食品Gメン体験事業」をご紹介します!!!

7月30日火曜日、当市場で札幌市保健所による「さっぽろ子ども食品Gメン体験事業」が実施されました。

「食品Gメン」とは、飲食店やスーパー、食品工場などの立入検査や食品の抜き取り検査のほか、食中毒の調査を行ったりするなど、食の安全を守るために日々働いている保健所や保健センターの食品衛生監視員のことです。札幌市には、約70名の食品Gメンがいます。

「さっぽろ子ども食品Gメン体験」は、市内の小学生とその保護者の方を対象に、食品Gメンこと保健所や保健センターの食品衛生監視員のお仕事を通じて、食の安全に対する事業者や当市の取組みを学び、食の安全について知識・理解を深めてもらうために、平成23年度から行われています。

午前6時50分、13人の子ども食品Gメンと保護者たちが当市場に到着しました。

当市オリジナル手洗いソング「しろくま忍者の手あらいソング(札幌市HPへ)」でおなじみの「しろくま忍者」が、子ども食品Gメンを出迎えました。

初めにオリエンテーションがあり、食品Gメン高田係長からの挨拶や、市場協会の鷹さんから市場のお仕事の説明が行われました。

続いて鷹さんの案内で、青果棟のせり場を2階から見学しました。
当日は、「福島県産青果物のトップセールス」が行われており、普段見ることのない活気あるせりや、卸売場で働く人々の様子を覗き込んでいました。

資料室に移動して、市場案内のプロ鷹さんから「せりの手形」(買い手が指の形で希望価格を示す)などの説明が行われました。

資料室では、市場で荷物を載せて走る車ターレットなども見学しました。

続いて、水産棟のせり場へ移動し、食品Gメンから食品の温度を測るための放射温度計の使い方の説明を受け、せり場に並んでいる魚の計温を行いました。

白衣に着替えた後、2班に分かれて細菌検査と理化学検査を体験しました。

こちらは細菌検査の様子です。食品Gメンの河内さんから検査の説明がありました。

細菌検査では、食中毒の原因となるような細菌を検査するための検体を培地に塗る体験をしたり、ATP検査機器(ルミテスター)を使用した検査を行いました。

子ども食品Gメンは、まな板や自分の手の汚れ等をルミテスターで調べ、汚れの度合いを示す数値が想像以上に大きかったことに驚いていたようです。

こちらは理化学検査の様子です。食品Gメンの石田さんから検査の説明がありました。

理化学検査では、食品添加物(着色料)の検査や、手洗いチェッカーを使って、手洗いをしても汚れが残りやすい部分をチェックしました。

手洗いチェック後、食品Gメンから食中毒予防の基本となる正しい手洗いの方法をしっかりと学びました。

子ども食品Gメンは、検査完了後にそれぞれの検査会場を入れ替え、両方の検査を体験しました。

検査体験後、本日のおさらいのため〇✕クイズを行いましたが、今日の体験を生かして皆さん正解出来ました。
また、本日取材のため同行していたテレビ局から取材を受けていた子ども食品Gメンもいました。

参加者全員には、さっぽろ子ども食品Gメン体験事業を体験した証として、しろくま忍者から「食の安全・安心マスター修了証」が授与されました!

お世話になったしろくま忍者と記念撮影する子供Gメンもいました!

最後に、参加者全員で記念撮影を行いました。

参加された子ども食品Gメン達、保護者の皆様お疲れ様でした!
この子供Gメン体験事業は人気が高かったことから、今年は8月8日にも第2回目が実施されるそうです。
6月末で募集は終了していますが、本当に面白い企画だと思いますので、対象の方は、来年ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか?

当ページをご覧の皆様、9月15日(日)には、当市場の毎年恒例一大イベント、「市民感謝 消費拡大フェア2019」開催されます。迫力満点の「生マグロ解体ショー&即売会」、お子様限定の「ホタテ釣り」や「野菜詰め放題」のほかにも楽しいイベントが盛りだくさん催されますので、ぜひ遊びにきてください!!!