“日本農業遺産に認定” 和歌山県「下津蔵出しみかんキャンペーン」が開催されました!!!
令和2年1月24日金曜日、当市場で和歌山県海南市及びJAながみねによる「下津蔵出しみかんキャンペーン」が開催されました。
「下津蔵出しみかん」は、12月に収穫した完熟みかんを園内に設置した木造・土壁の蔵で1か月以上熟成し、糖度を増した蔵出しみかんが2~4月頃に出荷されるのだそうです。
和歌山県海南市下津地域は、日本のみかんの発祥の地とされています。また、ほとんどが傾斜地であるため、独自の石積み技術により段々畑を築いてみかんを栽培し、園内の土壁の蔵で熟成し甘みを増す「蔵出し技術」を生み出したのでそうです。
さらに、山頂や中腹に雑木林を配置することで、水源涵養や崩落防止などの機能を持たせるとともに、里地・里山の豊かな生物多様性を維持するなど、「蔵出しみかん」を作り出す「下津蔵出しみかんシステム」は、2019年2月に日本農業遺産に認定されたのだそうです。
当日は、試食も振る舞われました。試食した人たちから、「やっぱり美味いね!」との声が聞こえてきました。
「熟成」により甘味・酸味のバランスが絶妙で、今年も美味しかったです。
平安衣装を身に纏った「森本さん」や、下津みかんのイメージキャラクター「紀伊国屋ぶんちゃん」も会場を盛り上げてくれました。
せり前には産地を代表して、和歌山県海南市 副市長 伊藤明雄様からご挨拶がありました。
続いてJAながみね 代表理事専務 角谷泰宏様からご挨拶がありました。