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今年も秋鮭が入荷しています!

まだまだ残暑は続いていますが、9月に入り当市場では秋物の入荷が始まっています!
水産物部では、定置網漁の解禁に伴い、9月1日(火)より秋鮭が入荷しています!

鱗が輝いています

1日の初入荷は、十勝の大樹漁港にて水揚げされた秋鮭でした!

ブランド鮭「銀聖」の堂々たるご尊顔

また、9月3日(木)には日高沖で獲れたブランド鮭「銀聖」が入荷しました!
日高沖産であり、原漁の鮮度を維持したもので、重量が3.5kg以上であるなど、厳格な基準をクリアしたものだけが「銀聖」を冠することができるのだそうです。

秋鮭は、オスとメスに分けて卸売されます。 また、若干メスの方が高値で取引されます。なぜなら、産卵を控えた秋鮭のメスにはたくさんの筋子が入っているからなのです!

オス

こちらがオスの鮭。

メス

こちらがメスの鮭。素人にはぱっと見で違いがわかりません・・・。

卸売場にはずらりと秋鮭の入った発砲箱が並びました!

入札中

現在、当市場では「サケ」は入札取引が行われています。
開札時間までに、仲卸業者さんたちはサケの産地や状態などを見て、スマートフォンなどで電子入札を行います。

開札後

午前5時45分、電鈴が鳴り開札時間となります。
落札者の番号が書かれた紙を卸売業者さんが貼っていき、仲卸業者さんがそれを確認します。
「うわ~ダメだった!」、「いくらで落とした?」などと盛り上がります。

ところで、先ほどから「秋鮭」と記載していますが、「秋鮭」というのはサケの正式な種類ではありません。正確には、「白鮭」です。

そもそも、サケにはたくさん種類があるのですが、いくつご存知でしょうか?
白鮭、紅鮭、銀鮭、アトランティックサーモン、トラウトサーモン・・・
このあたりは聞いたことがあるでしょうか。
意外と知られていない事実ですが、これらのうち日本近海で獲れるのはほぼ「白鮭」だけなのだそうです!
また、この「白鮭」は獲れる季節によってその呼び名が変わります。
産卵のために川に遡上する前の9月ごろから獲れるものを「秋鮭」や「秋味」、春~初夏に獲れる脂の乗ったものを「時しらず」や「時鮭」と呼びます。
普段何気なく食べている食材も、いろいろ調べてみると意外な事実に気づくこともあります。

これから旬を迎える「秋鮭」ですが、塩焼き、ちゃんちゃん焼き、ムニエルやフライなど様々な料理で楽しむことができますので是非ご賞味ください!