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日本の玉ねぎ栽培のルーツ!「札幌黄」が初入荷!

令和4年9月24日(土)、JAさっぽろから札幌ブランドの1つである玉ねぎ「札幌黄(さっぽろき)」が初入荷しました。

日本で最初に本格的な玉ねぎ栽培が始まったのは、実は「札幌(※当時の札幌村)」だったということを皆さんはご存知でしたでしょうか。
「札幌黄」は肉厚で柔らかく加熱後の甘みが強いものの栽培が難しい品種。 病気に弱いことに加え、形が不揃いのものが多く、また日持ちもしないことなどの理由から、次第に病気に強く品質が安定した「F1種」を育てる農家が増えたため、現在は「札幌黄」の生産量は少なく、なかなか市場には流通していません 。

数多くの箱が並んではいますが、玉ねぎ全体でみると生産量はかなり少ないです。

しかしながら、 その美味しさに魅了されるファンも多く、 その特徴的な味と入手のしにくさが相まって「幻のたまねぎ」とも言われています。
また、平成19年には「食の世界遺産」とも称されるスローフード協会国際本部(イタリア)の「味の箱舟」にも認定されています。

「札幌黄」の箱にも表示されておりますが、 札幌の農業者が生産する農産物を対象とした産地表示である 「さっぽろとれたてっこ」マーク。札幌における地域ブランドを目指すもので、文字の青は「水」、三本の緑の線は「畑」で「新鮮」「安心」「良質」を意味しています。赤い太陽は、畑から昇る朝日をイメージしています。

「札幌黄」以外にも「さっぽろとれたてっこ」表示のある札幌ブランドの農産物は他にもいろいろとありますので、札幌ブランドの農産物をたくさん食べて、皆さんの力で札幌の農業を応援しましょう!