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見た目で判断してはダメ!冬の味覚「真だち」や「あんこう」が入荷中!

本日は水産物のご紹介です。
12月13日(火)の朝、水産棟の卸売場を歩いて回っていたところ、北海道の冬の定番食材である「真だち」がたくさん入荷していました。

まずは簡単にご紹介!

【真鱈(まだら)のオス】
ぼくから紹介するよ。「真だち」は、ぼくの精巣部分である「白子」のことで、北海道では「たち」と呼んでおり、この時期になるとスーパーでもたくさん売られているんだよ。ポン酢であえたり、天ぷらにしたり、味噌汁に入れたり、鍋物に入れたりして食べられるんだけど、 白子は軟らかくて全然クセがなく、とてもクリーミーで、人気の定番食材なんだよ。

白くきれいな「真だち」が、所狭しと売り場にたくさん並んでいました。市場ならではの光景ですね。

売り場の中を見回してみると、「真だち」とは異なった白っぽい大きな物体が・・・
いったいこれは何??

実はこちらは魚の「あんこう」です。売り場では、あんこうの目利きのため、お腹の部分を上にして並べられています。
これは、あんこうの肝の大きさを見極めるほか、大食漢であるあんこうが食べた魚がお腹の中に入っている状況を見極めるためだそうです。

こちらも簡単にご紹介!

【あんこう】
私の名はあんこう。全身がやわらかく表面のぬめりが強いし、見た目も怖そうに見えるけど、味はとてもおいしいのよ!捨てる部位もほとんどなく、歯・目・骨を除くすべての部位が食材になるから、「身・皮・水袋(胃)・肝・ヌノ(卵巣)・えら・トモ(ヒレ)」などを称して「あんこうの七つ道具」とも呼ばれているんだから。
「見た目」ではなく「味」で判断してね♪

どちらも一見すると姿・形はグロテスクには見えますが、食べてみると非常においしい食材ですので、冬の味覚「真だち」と「あんこう」をぜひ味わってみてください。