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子ども食品Gメンが来場しました!!

7月27日木曜日、当市場で札幌市保健所による「子ども食品Gメン体験事業」が開催されました。

食品Gメンとは、飲食店やスーパー、食品工場などの立入検査や食品の抜き取り検査のほか、食中毒の調査を行ったりするなど、食の安全を守るために日々働いている保健所や保健センターの食品衛生監視員のことです。札幌市には、約70名の食品Gメンがいます。

「子ども食品Gメン体験事業」は、市内の小学生とその保護者の方を対象に、食品Gメンこと保健所や保健センターの食品衛生監視員のお仕事を通じて、食の安全に対する事業者や当市の取組みを学び、食の安全について知識・理解を深めてもらうために、平成23年度から行われています。

子ども食品Gメンは、6時45分にバスで当市場に到着し、オリエンテーションの後、白衣と長靴へ着替えて、準備万端の様子です。

まずは、青果棟の売場を見学しました。
実際にせりが行われていて、活気あるせりの様子に子ども食品Gメンは興味津々で、説明されたことを熱心にメモしていました。


続いて、資料室でせりの手形(買い手が指の形で希望価格を示す)のことや、市場で荷物を載せて走る車ターレット(通称:モートラ)などについて学びました。

体長240cm、体重257kgのマグロの実物大の写真と記念撮影するコーナーや、はしを使ってお皿にある大豆を別のお皿に移す体験コーナーも大人気でした。


続いて、水産棟の売場へ移動し、マグロについて説明を聞いた後、マグロの解体を間近で見学し、子ども食品Gメンは大興奮でした!!

続いて、水産棟の売場で、保健所の職員から食品の温度を測るための放射温度計の使い方の説明を受け、水産仲卸売場も見学しました。


続いて、検査室に移動して、理化学検査を体験しました。食品添加物(着色料)の検査を体験し、手洗いチェッカーを使用して、目には見えない手の汚れをチェックし、手洗い後も汚れが残りやすい部分や正しい手洗い方法について学びました。

こちらの検査室では、ATP検査機器(ルミテスター)を使用して、細菌検査を体験しました。カニのむき身の中に、食中毒の原因となるような細菌がいるかどうかを検査するために、検体を培地に塗る体験をしました。

まな板や携帯電話やスリッパの裏の汚れなども検査し、汚れの度合いを示す桁外れの数値に子ども食品Gメンも驚きを隠せませんでした。


最後に、当市オリジナル手洗いソング「しろくま忍者の手あらいソング」でおなじみの「しろくま忍者」による食の安全・安心クイズで本日のおさらいをして、しろくま忍者から参加されたひとりひとりに「食の安全・安心マスター修了証」が授与されました!

参加された皆さん、9月17日(日)には、本日見学した水産棟売場などが一般開放され、「ホタテ釣り」「生マグロ解体ショー&即売会」「野菜詰め放題」のほかに楽しいイベントが盛りだくさんの「消費拡大フェア2017」が開催されますので、またぜひ遊びにきてください!!