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海の布袋様(ゴッコ)が入荷しています

まだまだ寒い日が続いていますが、この時季だからこそ出会えるお魚があります。

そんな中、市場の皆さんにお勧めと教えていただいたのが、北海道や東北では「ゴッコ」と呼ばれるこのお魚です。

正式名称は布袋魚(ホテイウオ)。写真は寿都産です

 

このホテイウオ。そう!七福神の布袋様のようにどこかかわいらしい顔と体形から、この名前がついたとか・・・・。

普段は、水深100メートルほどのところにいるのですが、産卵期の12月から4月にかけ浅瀬に来て産卵するのだそうです。

この時季、まさに旬のゴッコ。そうゴッコ汁として食べた方もいるのではないでしょうか。

でも、このお魚。なかなかのカメラ泣かせだと気づきました。

持ち上げると「ぷよぷよ」で、何とも言えないぬめりがあります。置くと「くた~と」なるんです。

被写体としては、う~ん。

何ともいえない愛きょうを・・・・

 

だんだん見慣れてくると小さな目がかわいくも思えてきました。見る者を魅了する不思議なものを持っているようです。

この吸盤で岩に張り付いているそうです

ますます不思議なお魚ですが、道南の地方ではゴッコ汁やゴッコ鍋として漁師さんやご家庭で身近に食されるのだそうです。

「皮と身がプルプルして柔らかく、肝もクセがなく旨みが出てとても美味だよ!」

「ぬめりを取るには、熱湯をかけるんだよ。」「身は煮立ちやすいから気をつけなよ。」などなど。

皆さんに声を掛けていただきました。

今日も冷え込みそうな夜、もう頂くしかないような・・・・・・・・・。

reoでした。