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カテゴリ: ‘その他の情報’

子ども食品Gメン現る!

金曜日, 7月 31st, 2015

【食品Gメン(食品衛生監視員)】
飲食店やスーパー、食品工場などの立入検査や食品の抜き取り検査のほか、食中毒の調査を行ったりするなど、食の安全を守るために日々働いているのが“食品Gメン”です。

札幌市には約70名ほどの食品Gメンがいるのですが、今日は力強い助っ人が現れました。
その名も「子ども食品Gメン」です!

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長靴履いて、白衣に着替えて、準備完了!
子ども食品Gメンに変身です!

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さっそくパトロール開始です。
まずは青果売場。おいしそうなメロンのせりが行われていました。

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せりの際の手形(買い手が指の形で希望価格を示す)のことや、市場に流通した有毒魚のことも学びました。

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次は水産棟です。マグロの解体を見学。迫力満点でした。

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放射温度計で魚の表面温度を測定します。この放射温度計は離れていても測れる優れもので、子ども食品Gメンはいろいろな魚の表面温度を測っていました。
とても楽しそうだったので私もやってみたかった…

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水産の仲卸売場です。
ここでは、仲卸業者さんにいろいろと質問です。
「何時に起きますか?」「何時まで働いていますか?」
これらの質問に、仲卸業者さんが面白おかしく答えてくれました。

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検査室に移動して、今度は細菌検査です。細かく切った検体(今回はエビ)を水分と一緒に細かく砕き、白金耳を使って培地に塗布し…
私には難しすぎて思考停止・・・
でも、子ども食品Gメンたちは、メモを取りながら説明を聞き、検体を培地に塗布する作業を真剣に行っていました。

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ATP測定器を使った汚れ度測定です。汚れていそうなところを綿棒でこすって、測定器で測ってみると・・・
あっ!と驚くような測定結果が次々と。綺麗に見えても、けっこう汚れているんですね。

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ということは、いろいろなものを触ったりする手に汚れが多くつくのも当然です。
でも、大丈夫。
しろくま忍者の手あらいソング(リンクあり)で汚れを撃退です。

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ツルツル、ガリガリ、ムギュムギュ、ネジネジ、グルグル
見てください、綺麗にピカピカになりました。

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子ども食品Gメンと札幌市の食品Gメンのおかげで、今日も食の安全が守られているのです。

ありがとう!食品Gメ~ン!

=TJ=

活性化ビジョン推進委員会拡大会議を開催しました

木曜日, 7月 9th, 2015

持続可能な強い市場づくりのために、札幌市中央卸売市場の関係者が参画し、平成23年度から平成32年度の10年間を推進期間とした活性化ビジョンを策定し、これまでさまざまな取り組みを進めてきました。

活性化ビジョンの折り返しである5年目を迎えるにあたり、これまでの取り組みについて総括をしようということで、7月6日に場内関係者総勢84名が集まる活性化ビジョン推進委員会拡大会議を開催しました。

場内関係者総勢84名が参加

活性化ビジョン検討委員会委員長の曲〆髙橋水産株式会社髙橋社長の挨拶のあと、各検討会議に分かれて話し合いが行われました。

活性化ビジョン推進委員会の髙橋委員長

【販売促進検討会議(水産・青果)】
市場を経由する商材の付加価値を高めるための取組や、市場内の取引ルールに関することを検討する会議。

販売促進検討会議(水産)

販売促進検討会議(青果)

【物流施設検討会議(水産・青果)】
市場の機能強化を目指した施設整備に関することや、市場内物流の効率化について検討する会議。

物流施設検討会議(水産)

物流施設検討会議(青果)

【精算制度検討会議(水産・青果)】
市場流通に関係する代金決済ルールの最適化を検討する会議。

精算制度検討会議(水産)

精算制度検討会議(青果)

【情報発信実行委員会】
市場の機能や役割、食に関する情報等の発信について検討する委員会。

情報発信実行委員会

【環境普及推進委員会】
市場内のごみの削減や、省エネ対策について検討する委員会。

環境普及推進委員会

活性化ビジョンの取組項目149について、各検討会議ごとに振り返り、実施できたもの、実施できなかったもの、検討を継続するものなどに分け、今後についても話し合いを行いました。

その後、これまでの取組について各検討会議ごとの総括を発表し、活性化ビジョン推進委員会拡大会議が終了しました。

 

販売促進検討会議(水産)の武藤委員長の発表

5年目を迎え、これまでの取組の総括や今後について話し合いを行った活性化ビジョン。今後の取組に注目です。

 

魚・野菜・果物買うなら!「さっぽろプレミアム商品券」で!

火曜日, 6月 23rd, 2015

6月22日、市場に買い出しに来る小売業者さんなどを対象に「さっぽろプレミアム商品券」の事業者向け説明会を開催しました。

これは「さっぽろプレミアム商品券」の取扱店の募集にあたり、札幌市経済局産業振興部プレミアム商品券担当係長に取扱店になるために必要な手続き等の説明をしてもらうために開催したものです。

説明会では、「さっぽろプレミアム商品券」の発行額や使用期間、商品券使用の制限や換金方法等の説明がありました。
参加者は真剣な眼差しで説明を聞き、説明会終了後にも具体的な手続きなどについて質問をするなど、実りある説明会となりました。

「さっぽろプレミアム商品券」へのリンク

ちなみに、もし私が「さっぽろプレミアム商品券」を購入できたなら…

プレミアム感をたっぷり味わいたいので

毛ガニでお腹いっぱいになるのもいいし

高級メロンを楽しむのもいいし

北海道の味覚の代表サケなんかもいいし

いつもは買えないマツタケを奮発して買うのもいいかも。

「さっぽろプレミアム商品券」・・・夢が広がるなぁ 。

=TJ=

平成27年度「せり人」登録証交付式を開催しました

木曜日, 4月 30th, 2015

髙橋中央卸売市場長から登録証の交付を受ける「せり人」新規登録者

 

平成27年4月28日火曜日に、平成27年度「せり人」登録証交付式を開催しました。

今年度、新規に登録された方は16名(水産9名、青果7名)、更新された方は65名(水産44名、青果21名)の計81名の方に登録証を交付しました。

 

新規に登録された16名は筆記試験に見事合格し、「せり人」として登録されました。更新された方たちにも口述試験が実施され、もちろん合格しています。

 
「せり人」になるには、中央卸売市場に関する法令や規程に精通しているのはもちろんのこと、生鮮食料品等に関する専門的な知識も必要となります。日頃の卸売業務経験に加え、これらの専門的な知識をフルに使って、市民のもとへ安心・安全な生鮮食料品を提供する役割を果たしているのです。

「せり人」としての宣誓

「せり人」のみなさん、これからも私たちのおいしい食卓のために頑張ってください!

第10次卸売市場整備基本方針に係る講演会を開催しました!

火曜日, 3月 24th, 2015

平成27年3月24日火曜日、当市場において、第 10 次卸売市場整備基本方針の策定に先立ち、卸売市場に期待される役割や機能、施策のあり方等について、幅広い観点から総合的に検討を行うために設置された「卸売市場流通の再構築に関する検討会」の委員をされている東京聖栄大学食品学科の藤島 廣二先生を講師としてお招きし、講演をしていただきました。

講演タイトルは「第10次基本方針と市場流通の再構築」。
参加者は約100名と、市場関係者の皆さんの関心は大変高く、熱心に講演を聞いていましたよ。

講義の様子

卸売市場の役割としては、集荷・分荷機能、価格形成機能、代金決済機能、情報受発信機能がありますが、そのほかにも、必要とされる人々の全員に開かれた取引システム、出荷側、仕入側双方が納得しうる価格の実現、食生活の豊かさへの寄与の3点が卸売市場の社会的存在意義として挙げられます。

卸売市場を取り巻く環境の変化としては、一般論にはなりますが、高齢化が進むことにより、主要食糧の一人当たり消費量が減少します。
また、生鮮食品の価格が下落傾向にあること、さらに、加工品の増加や輸入食品の増加に伴う市場外流通の拡大により、生鮮食品の安定供給を担う卸売市場への影響が出てきます。

卸売市場流通の問題点としては、市場経由率の低下、卸売市場間の格差の拡大と特定大規模卸売市場への流通の集中、卸売市場数、業者数の減少、利益率の後退による市場流通の衰退が進行していきます。

今後の卸売市場のあり方として、第10次卸売市場基本整備方針で示されることが予想される内容は、多様なビジネスモデルと経営展望を基本とした、関連分野の取り込み、加工業務への進出、小売、外食産業への直接的進出等が例として挙げられます。
これら多様な展開のうち、どれに注力することを決断し、実行していくか、きちんと検討することが重要であるとの説明がありました。

卸売市場を取り巻く環境の変化に対して、現在の問題点を洗い出し、そこからどのような打開策を見出していくのか、それを具体的にどのように実行するのか、今後様々な場面で検討を行い、札幌市中央卸売市場の活性化につなげていこうという決意を新たにすることができた講演となりました。

関連施設を紹介します!

月曜日, 3月 23rd, 2015

札幌市中央卸売市場内には様々な関連施設があります。

関連施設とは、市場関係者の利便性を高めるための飲食店、物品の販売、理容所などの施設のことで、市場内には食堂が4か所、理容所が1か所、売店が5か所あります。

市場関係者が普段食事をしたり、プロ仕様の道具を手に入れたりできる等、様々な形で市場を支えているのです。

理容所

  • 理容のエイト     (青果棟3階:地図A)

食堂

売店

  • セブンイレブン札幌中央卸売市場店 (水産棟3階:地図E)
  • 札幌水産物商業協同組合売店    (水産棟2階:地図G)
  • 札幌市母子寡婦福祉連合会売店     (青果棟1階:地図H)
  • 札幌青果物商業協同組合売店    (青果棟1階:地図I)
  • 道央青果協同組合売店       (青果棟1階:地図J)

各お店が、市場内のどこにあるのかは、こちらの地図をご確認ください。

3Fの見取図

2Fの見取図

1Fの見取図

「平成26年度第5回札幌市中央卸売市場活性化ビジョン推進委員会」を開催しました

月曜日, 3月 23rd, 2015

3月23日月曜日、「平成26年度第5回札幌市中央卸売市場活性化ビジョン推進委員会」を開催しました。

この委員会は、平成23年に市場事業者が主体となって策定した「札幌市中央卸売市場活性化ビジョン」の推進と進捗管理を行うために、定期的に開催しているものです。
今回は本委員会の構成組織である各検討会議において、平成26年度に実施した取組内容について報告がありました。

推進委員会の様子

来年度の取組項目については、各検討会議ごとに具体的な項目を設定し、その内容は4月ごろに行われる予定の、来年度の第1回委員会において報告される予定です。
来年度以降も、本委員会が市場の活性化に向けた大きな役割を担うことが期待されています。

「コンプライアンス推進会議幹部社員向け研修会」が開催されました

火曜日, 2月 24th, 2015

2月24日火曜日、市場コンプライアンス推進会議による幹部社員向けコンプライアンス研修会が開催されました。
昨年10月7日の代表者向けコンプライアンス研修会に引き続いての開催となります。
講師は弁護士の大川哲也様で、「企業コンプライアンスと危機管理」というタイトルで講演をしていただきました。

講演の様子

講演の内容は次のとおりです。

そもそも「コンプライアンス」とは、日本語で訳されると「法令遵守」となりますが、実際は「コンプライアンス」=「法令遵守」ではありません。
法令を最低限のラインで遵守するだけでは、企業としての信用を失うことにつながるため、法を守るよりも広い概念で考える必要があります。

また、企業のトップの意識が低いと、当然ながら社員の意識はトップ以下になっており、コンプライアンス違反が行われやすい構造となってしまいいます。
よって、企業のトップ、幹部職員がまずは意識を高める必要があります。

昨年から今年にかけて発生した、横領、着服などのコンプライアンス違反の事例を新聞報道で見ていくと、損害額が大きい傾向になります。
一度始まってしまうと、それを穴埋めするため、雪だるま式にどんどん額が大きくなるという傾向にあるため、スタートを切らせない対策が必要となります。

コンプライアンスは、危機管理(リスクマネジメント)と考え、最悪の事態を想定し、対応することを具体的に考えていく必要があります。
実際に起きた事件、事故の実例を紹介しながら、どのようなことを想定しなければならないのか説明がありました。

参加した市場関係者は101名で、その関心の高さがうかがえました。
今回受講された会社組織の幹部社員の意識向上が、会社の社員全体の意識を引っ張り上げていくことが期待されます。

札幌市中央卸売市場開設運営協議会を開催しました

木曜日, 2月 12th, 2015

2月12日木曜日、平成26年度第2回目(通算では102回目)の「札幌市中央卸売市場開設運営協議会」が、当市場で開催されました。

この協議会は、卸売市場法に基づく市長の附属機関として、市場の開設や業務の運営に関する事項について調査審議を行うものです。
委員の皆さんは、生鮮食料品等の生産、流通、消費などの分野における学識経験を有する方で構成されています。

議題は、平成27年度札幌市中央卸売市場事業会計予算のほか、経営改革プランや活性化ビジョンの進捗状況を報告しました。

委員からは多くの質問や意見が出され、活発な意見交換が行われました。

次回の開催は、平成27年9月を予定しております。

「平成27年度中央卸売市場事業会計予算案について」を追加しました

火曜日, 2月 10th, 2015

平成27年度中央卸売市場事業会計予算案について」を追加しました。