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カテゴリ: ‘その他の情報’

道内市町村等の職員の皆さんが市場を訪れました(「札幌活用促進ゼミ~さつ活~2014」)

木曜日, 10月 30th, 2014

10月30日木曜日、道内市町村等の職員の皆さんが当市場を訪れ、市場の視察をされました。

札幌市で行う「札幌活用促進ゼミ~さつ活~2014」事業の一環として開催され、道内各地域の皆さんに札幌の施設や広告媒体などを実地に紹介するとともに、札幌で活躍する人材による講座及び意見交換を実施し、札幌をもっと活用していただこうというものです。

まずは市場内の見学です。初めに水産棟でマグロのせりを見学しました。
「せりの威勢の良さ、迫力に圧倒されました!」といった声も聞かれましたよ。

マグロのせり見学

次に青果棟を見学しました。
参加者の方の地元で収穫された野菜が並べられているのを見つけて、うれしそうな表情をされていたのが印象的でした。

青果棟見学の様子

続いて、卸売業者さんによる会社紹介です。
各社の事業方針、道内の自治体や生産者さんと市場のつながり、農水産物輸出に関する課題等について熱く語っていただきました。

説明会の様子

参加された皆さんからは、「地域として商品をブランド化していくために、行政としてどう関わったらよいか」といった、現在直面している率直な悩みも聞かれました。

昨年、当市場で開催された「札幌活用促進ゼミ」に参加されたことがきっかけで、市場の卸売業者さんと、地域の特産品の具体的な商談につながった事例もありました。
今年も市場を通じて「何か」がつながることを願っています。

札幌市中央卸売市場の活用方法は「札幌☆取扱説明書」にも、まとめて掲載されていますので、ぜひご覧ください。
お問い合わせもお待ちしております。

2015年(平成27年)の開市休市カレンダーを追加しました

月曜日, 10月 20th, 2014

市場カレンダーに「2015年(平成27年)の開市休市カレンダー」を追加いたしました。

開市日数は水産物部、青果部ともに同一日程の269日となっております。

※なお、「2014年の開市休市カレンダー」が表示されますので、お手数ですが「次の年」をクリックしてご確認をお願いいたします。

 

「平成27年度中央卸売市場事業予算編成方針の概要」を追加しました

水曜日, 10月 8th, 2014

平成27年度中央卸売市場事業予算編成方針の概要」を追加しました。

 

「コンプライアンス推進会議代表者向け研修会」が開催されました

火曜日, 10月 7th, 2014

10月7日火曜日、当市場においてコンプライアンス推進会議主催の代表者向け研修会が開催されました。

講師はブレイングループ代表で、公認会計士の樫谷 隆夫 様で、「企業コンプライアンスについて~企業の継続とコンプライアンス経営」というタイトルで講演をしていただきました。

講演の様子

講演の主な内容は以下のとおりです。
コンプライアンスとは、ぎりぎりのところで法律を守れば良いというものではなく、法律の遵守はともかく、倫理観を持った行動をとらなければならないということです。
粉飾決算などのコンプライアンス違反が要因と考えられる企業倒産も多く発生しているのが現状で、対策が求められています。
コンプライアンス違反が生じる理由として、不正リスクの3要素が挙げられます。

①不正行為を実行できる機会があること
②不正行為を実行に導く欲求などの動機があること
③不正行為を積極的に是認しようとする事情を正当化すること

コンプライアンス違反を防止するには、これら不正リスクの3要素のうち、どれか一つでも抑止できれば予防可能です。
そのためには内部統制システムの整備と運用が必要ですが、それは、できることから対策していくこと、まずはトップの意識を変えることが最重要です。

また、中央卸売市場の企業は公的使命を帯びた公益的企業という位置づけにあり、情報公開に努めることが求められます。

印象に残っている内容としては、企業規模に合った裏付けのある計画を立てることが重要なのは当然のことですが、計画が計画通りに行かないことは大企業でも当たり前に良くあることで、仕方がない部分もありますが、なぜ計画通りに行かなかったのか、早めに原因を究明して対応することが重要との説明でした。
「計画通りに行かない」からといって、計画を修正するだけでは不十分であることを、強く認識させられました。

講演は約1時間半にわたって行われ、大変有意義な内容でした。
本研修を踏まえ、コンプライアンス推進会議において、一人一人がしっかりとした倫理観を確立できるような取組みを継続していきます。

札幌市中央卸売市場開設運営協議会が開催されました

金曜日, 10月 3rd, 2014

10月3日金曜日、平成26年度第1回目の「札幌市中央卸売市場開設運営協議会」が、当市場で開催されました。

この協議会は、卸売市場法に基づく市長の附属機関として、市場の開設や業務の運営に関する事項について調査審議を行うものです。
委員の皆さんは、生鮮食料品等の生産、流通、消費などの分野における学識経験を有する方で構成されています。

開設運営協議会の様子

議題は、平成25年度札幌市中央卸売市場事業会計決算についてでした。
また、市場事業者全体のコンプライアンス徹底についての取り組み、及び9月21日に開催された「消費拡大フェア2014」の開催結果について報告を受け、活発な意見交換が行われました。

次回の開催は、平成27年2月を予定しております。

「札幌☆取扱説明書」で市場の取組みが紹介されました

金曜日, 10月 3rd, 2014

今年度札幌市が作成した「札幌☆取扱説明書」において、当市場の取組みが掲載されましたので紹介いたします。
「札幌☆取扱説明書」は、札幌の多彩な施設やイベント会場等の施設や広報媒体等を幅広く紹介し、道内市町村や団体等の皆様が「札幌」を活用しやすくなる情報やノウハウをまとめた冊子です。

札幌取扱説明書の表紙

その中で、生産地との関わりの深い、当市場の施設を活用した情報発信、連携方法について掲載されました。

札幌市中央卸売市場の紹介ページ(pdf:約4MB)

当市場で「地域や生産地のPRイベント等をやってみたい」等のご検討をされている際は、ぜひご連絡ください。
また、当ホームページにおいては、初入荷や旬の食材等の様々な情報を発信していますので、こちらも併せてご活用ください!

なお、「札幌☆取扱説明書」で紹介された、関連イベント等の当市場ホームページへの掲載内容は、以下のとおりです。

夕張メロン初入荷(2014年5月23日掲載)

岩内町海洋深層水セールス(2014年6月5日掲載)

消費拡大フェア2014(2014年9月24日掲載)

連絡先:札幌市経済局中央卸売市場経営支援課
電話011-611-3114 FAX011-611-3138

 

「省エネ対策説明会」が開催されました

火曜日, 9月 16th, 2014

9月16日火曜日、当市場で「省エネ対策説明会」が開催されました。

当市場は省エネ法の対象施設となっており、市場全体で省エネを目的とした活動を行うために、具体的にどうする必要があるのか、講師をお招きして説明していただきました。
説明会には、市場内の関係事業者の皆さんが多数出席されました。

はじめに、北海道経済産業局資源エネルギー環境部エネルギー対策課の安宅(あたか)係長より、「省エネ法について」説明をいただきました。
省エネ対策説明会の様子

市場内の各テナントの皆様には、節電、省エネ診断等の紹介、エネルギー使用合理化等事業者支援補助金等について、説明がありました。

続いて、札幌市環境局環境都市推進部環境共生推進担当課の齊藤係長より、「具体的な省エネ事例について」説明をいただきました。
省エネ対策説明会の様子

現状、当市場では、年間1.8億円程度の使用エネルギーがあること、エネルギー使用量を低減させるためにルールを作成して、守っていく必要があること、ルールは守られているかどうかを確認し、改善することが必要であること、そして、ルールを作成するための具体的な手順について説明がありました。

今後、より一層の市場全体としての省エネ対策を行う必要があることを再認識させられる説明会でした。

「生鮮食品取引における流通BMS導入促進セミナー」が開催されました

金曜日, 8月 29th, 2014

8月29日金曜日、当市場で、生鮮取引電子化推進協議会が主催する「生鮮食品取引における流通BMS導入促進セミナー」が開催されました。

流通BMSとは、「流通ビジネスメッセージ標準(Business Message Standards)」の略で、流通事業者(メーカー、卸、小売)が統一的に利用できるEDI(商取引のための各種情報(注文書や請求書等)を、ネットワークを介して交換すること)の標準仕様のことをいいます。

このセミナーは生鮮食品取引における流通BMSの導入について分かり易く解説するとともに、生鮮分野における具体的な流通BMS導入事例を紹介するために開催されました。
セミナーには市場関係者をはじめ、小売業者さん、IT関連企業の方などが参加されていました。

また、流通BMSの製品・サービスを提供するIT企業による「相談・展示コーナー」も併設されました。

相談・展示コーナーの様子

セミナーでは初めに「食料品バリューチェーン構築支援事業の概要」について説明があり、この事業で、流通BMSを実際に導入して、その効果を検証する実証事業も行っているとのことでした。
続いて、「生鮮食品取引における流通BMSの導入について」その難しさやメリット、普及状況について説明がありました。

最後に道内の企業の導入実例について、導入の経緯、課題、効果等について説明がありました。
流通BMSを導入することにより、様々な事務作業が軽減される一方で、利用する側の意識が重要であるとのお話が印象深かったです。

講義の様子

様々な分野で「システム化」は進んでおりますが、一方では「システム」を使いこなす難しさもあります。
導入した「システム」をうまく活用するために、様々な課題を乗り越える必要があることを、あらためて認識することができました。

「道内卸売市場災害対応等ネットワーク推進会議」が開催されました

金曜日, 8月 22nd, 2014

平成26年8月21日木曜日、北海道内の市場関係者が集まって、道内卸売市場災害対応等ネットワーク推進会議が開催されました。
本会議は平成23年に発生した東日本大震災を受けて、平成24年に発足し、今回が4回目の開催となります。

本会議の目的は、災害発生時に被災地域の生鮮食料品の確保を図り、卸売市場相互の連携を推進することで、平成24年9月の第2回会議において道内卸売市場18都市24市場の間で「災害時相互応援協定」を締結し、災害時に相互に協力する体制を整備しました。

会議の開催にあたり、はじめに、札幌市中央卸売市場髙橋市場長から、「先日の台風11号による被害状況等を耳にすると、災害に対応できる相互支援体制の重要性を実感しており、皆様と締結している災害時相互応援協定が、非常時に本当に機能する体制づくりが必要となりますので、今後ともご協力お願い申し上げます。」と挨拶がありました。

続いて議事に移り、災害時相互応援協定の一部変更、道内卸売市場による災害対応等ネットワークの拡充について承認されました。

最後に札幌市より、道内市町村連携について情報提供がありました。
「札幌☆取扱説明書」の冊子を配布して、札幌市中央卸売市場を含む札幌市の所有する様々なインフラ、設備、人材等をぜひ活用していただきたいとの説明がありました。
今後、災害時だけではなく、道内の各市町村が連携して様々なことに協力できる体制となっていくことが期待されます。

会議の様子

「平成26年度第4回札幌市中央卸売市場活性化ビジョン推進委員会」を開催しました

木曜日, 7月 31st, 2014

7月31日木曜日、「平成26年度第4回札幌市中央卸売市場活性化ビジョン推進委員会」が開催されました。

はじめに、髙橋委員長より挨拶がありました。
これまで市場で発生した不祥事を受けて、市場の信頼回復のため、コンプライアンス推進会議で取り組み項目について検討し、短期間でまとめることができたことについての感謝の言葉がありました。
また、できるところから取り組んでいただきたいと呼びかけがありました。

髙橋委員長挨拶

続いて、コンプライアンス推進会議の増田副委員長より、市場全体のコンプライアンス徹底について、これまでコンプライアンス推進会議で議論してまとめた取り組み内容について具体的に説明がありました。

取組項目説明の様子

札幌市中央卸売市場コンプライアンス理念は、「私たちは、公正・透明な取引を推進して、安全・安心な生鮮食料品の安定供給という社会的な使命を全うし、信頼される市場を目指します。」というものです。

また、コンプライアンスの基本指針として3つを定めました。
1 企業倫理の確立、 2 公正な取引、 3 透明性の確保 となっています。

また、取組項目としては、5つの項目に分け、内部統制、教育、業務、財務、連絡・報告体制の整備について具体的に定めました。

今後、市場全体としてこれらについて取り組むこととし、基本理念に沿う信頼される市場を目指していきます。