ナマコ
まだまだ寒い日が続きますが、こんな時季は「ナマコ」がお勧めです。
水温が低くなると活発に動くといわれる「ナマコ」は、寒いこの時季、身がよく締まりとてもおいしいんだそうで、俳句では冬の季語として多くの題材に登場しているほどです。
漢字だと「海鼠」。中国では「海の朝鮮人参」という意味の「海参」と書くそうで、滋養強壮作用があるとして漢方薬に使用されるんだとか。
種類も数多く、日本周辺の海域で取れるものだけでも200種類ほどあるそうです。
コリコリとした弾力のある食感が特徴で、ポン酢につけたり、ユズやスダチなどのかんきつ類としょうゆを混ぜて生で食べるのがお勧め。
また、腸を塩辛にしたものは「コノワタ」と呼ばれ、日本三大珍味の一つに数えられるほど人気があり、他にも卵巣を塩辛にした「コノコ」や干し上げた「クチコ」も高級珍味なんだとか。
今晩も冷え込みそうですので、熱かんのお供にぜひ!
kai。