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「JA和歌山県農」の皆さんが「柿の出前授業」を行いました

秋も深まる10月6日、JA和歌山県農(和歌山県農業協同組合連合会の略称です) 北海道事務所の樫山さんと当市場仲卸業者の株式会社 北一藏重商店さんが、札幌市立石山南小学校で和歌山県産「柿」の出前授業を行いました。

さて、今回の出前授業は、JA和歌山県農と仲卸業者の北一藏重商店さんが主催していますが、このいきさつについて、北一藏重商店の渡会さんに聞いてみました。

以前から果物を普及させるには、おいしい果物を知ってもらう・食べてもらうことが必要だと考えていた渡会さん。

5年ほど前にいろいろな教材に興味がある、小学校の先生とお知り合いになり、その先生の紹介により出前授業をするようになったとのことでした。

これは2年前の出前授業の写真で、渡会さん(中央)と藏重さん(右)が講師をしています。

上の写真のように、渡会さんと藏重さんが講師をすることもあり、毎年数回ほど行っています。(その時の「出前授業」の様子です。)

今回は札幌で柿の促販を担当している樫山さんに講師を依頼しました。

ちなみに「わかぱん」は30種類とバリエーションがかなり豊かです。

左側が和歌山観光PRシンボルキャラクターの「わかぱん」です。

和歌山県の白浜町には、現在8頭ものパンダがいることから「わかぱん」が生まれたとのこと。

子どもたちは思わず「カワイイ~~!」の歓声を上げます。

 

そして、右側がJAグループ和歌山のマスコットキャラクターの「かき音ちゃん」です。

「かき音ちゃん」が札幌のイベントに出演すると聞くと、「おお~~!」とさらなる歓声が(笑)

こうして、しっかり生徒の心をわしづかみにしたキャラクターを使いながら、授業はなごやかに進んでいきました。


「左側の4つの写真のうち、柿の花はどれでしょう?」となかなか難しい問題ですが、子どもたちは事もなげに正解。(正解は左下の写真です。)

他には、「柿が赤く色づくと〇〇が青くなる」という問題で、私はギブアップでしたが、子どもたちは「医者~!」とまた正解です。

また、「果物の中でビタミンCの含有量が第4位」、「二日酔いをやわらげる効果がある」などなど、意外?な柿の良いところも教えていただきました。

次は柿にハロウィンのシールを貼って、ハロウィン気分を味わいましょう!

うん、なかなかユーモアのあるものができましたね(笑)

最後は柿にヨーグルトとはちみつを混ぜたデザートを食べながら、樫山さんに質問しましょう!

Q:おいしい柿の見分け方は?

A:へたと実の間が空いていない、実が大きく、明るい色の柿を選んだほうがいいです。へたと実の間が空いていると、そこから虫が入るから。

また、柿にはショ糖が含まれているので、冷やさない方が甘いよ。だから、保存は常温でいいけど、長く保存させたいなら、濡れたティッシュにヘタを下にして冷蔵庫に入れよう。

ちなみにリンゴなどの果糖が含まれている果物は、冷やしたほうが甘くなるよ。

 

Q:1本の柿の木から、どれくらい柿は取れるの?

A: 農家さんは木を弱めず、毎年安定した収穫量になるように、250~300個くらい収穫しているよ。

 

Q:動物に食べられたりしないの?

A:イノシシは柿の木に突撃して、木を折ってから食べることもあるよ。

和歌山県の名産品であるみかんの話になるんだけど、サルはみかんの皮をむいて食べるんだよ。(子どもたち「やっぱ、サルって頭イイ~!」)

 

ということで、約30分間にわたる授業はあっという間に終了となりました。

柿があまり得意ではない男の子が、ヨーグルトと一緒だと柿を食べることができたと嬉しそうに話す姿に、樫山さんと北一藏重商店のお二人も今日の出前授業は成功だったと感じたのではないでしょうか?

石山南小学校の皆さん、ご協力ありがとうございました。