もうすぐハロウィンですね
10月20日木曜日、朝はぐっと冷え込み、売場を歩くと寒さを感じるようになりました。
ところで10月31日はハロウィンですね。
ハロウィンと言えばカボチャということで、本日はカボチャを紹介いたします。
こちらは通常良く食べられているカボチャで、「味平かぼちゃ」です。ホクホクした食感と糖度が比較的高いのが特徴です。
ハロウィンらしく、シールの入ったオレンジのカボチャもありましたよ。
それから、色々な種類の小さなカボチャがどっさり入ったものも。
ハロウィン仕様の箱もありました。
こちらは「バターピーナッツ」という変わり種カボチャです。
仲卸業者さんに聞いたところ、欧米ではポタージュにして良く食べられるそうで、さらっとした仕上がりになるそうですよ。
種は膨らんだあたりに詰まっているのだとか。
意外にも、日本カボチャの仲間なのだそうです。
ところで、そもそも、なぜハロウィンにカボチャが使われるようになったのか、ちょっと調べてみました。
収穫祭である10月31日は、同時に、あの世とこの世の境がなくなる日とされており、死者の霊と悪霊がうろつくので、悪霊にいたずらをされないようにと、魔除けの焚火をたいたり、仮面をつけたりしていたそうです。
日本のお盆に近い感じですね。
それに、ジャック・オ・ランタンの伝説が組み合わさって、ハロウィンとなったようです。
ジャック・オ・ランタンの伝説には、カボチャではなくカブが登場します。
もともとは悪霊を追い払うために、カブをこわい顔にくりぬいて中に火を灯していたそうですが、ヨーロッパからアメリカに人々が移住したときに、アメリカではカボチャが多く収穫されていたため、カブではなく、カボチャが使われるようになったそうです。
ここで、「ジャック・オ・ランタンの伝説」を簡単に紹介します。
昔、ジャックという、酒好きでろくでなしの男がおりました。
ハロウィンの夜、ジャックは、悪魔に魂を取られそうになりますが、うまく騙して、ジャックの魂を取らないことを約束させました。
やがてジャックは寿命を迎え、あの世へと旅立ったのですが、この世の行いが悪かったため天国には行けず、地獄へと向かいます。
地獄には例の悪魔がいて、「ジャックの魂を取らないと約束した」という理由で、地獄にも入れてもらえません。
天国にも地獄にもいられなくなったジャックは、落ちていたカブをくりぬいて、その中に悪魔に頼んでもらった火を入れて灯し、さまよい歩いたということです。
日本でもここ数年、ハロウィンが定着してきましたよね。
ハロウィンでは、カボチャやカブを食べて楽しんでみてはいかがでしょうか。